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直感と直観の違いはなんですか?
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直観力を高めるにはどうしたらいいですか?
このような質問にお答えします。
直観はだれにでも備わっており、毎日意識して取り組むことで高めることができます。そして、直観力を使って仕事だけでなく日常のあらゆる場面で活用することができるでしょう。
- 直感と直観の違い
- 直観力を活用してできること
- 直観力を高める方法
をお伝えします。
【直観力】感覚を磨いて直観力を高める方法【直観と直感の違い解説】
直観力は高めれば高めるほど楽しくなりますし、自分の個性を最大限に引き出すことができます。
人によってさまざまなタイプがあり、自分独自の直観力を知って使いこなしていけると、自分の特別な能力になっていくでしょう。
直感と直観の違い
まずは、直感と直観の違いを解説します。違いにこだわることはないかもしれませんが、字が違うという点で本質が変わってきますので、ご紹介したいと思います。
直感とは?
- 直感とは、理性を働かすというより、感覚的にただちに捉えること。
とされています。
簡単にいうと、
何かがはっきりと見えているわけではなく、何となく肌で感じて認識することです。
日常的に用いられることが多く、一般的には勘や何となくといった感覚に近いようです。
直観とは?
- 推理によらず、直接的・瞬間的に物事の本質を捉えること。
とされています。
簡単にいうと、
心の目で直接観て物事の本質を見抜き、真実を認識することです。
哲学的に用いられることが多く、一般的には全体を俯瞰してみる視点を通して、明確に本質を見抜いている感覚に近いようです。
直感と直観の違いまとめ
直感と直観に共通していることは、どちらも推理したり考察したりせず、論理的なものは含まれないということです。
- 直感・・・何かが明確に捉えられているのではなく、何となく感じる
- 直観・・・物事の本質を奥深くまで見抜き、真実を瞬時に把握する
このような違いがあります。
私の感覚では、直感は物事の表面的な部分を感じ取って認識することで、直観は物事の本質的なものを感じ取って認識するというように捉えています。
どちらも大切なものですが、この記事でお伝えするのは「直観」の方です。
直観は、その人の個性や経験だけでなく、潜在意識の奥深くにある集合意識(複数の個体が1つの意識を共有していること)を活用して物事を捉えているのではないかと感じています。
直観力を活用してできること
では、直観力を活用してできることを見ていきましょう。
だれでも直観力を使っています。これまでの自分を思い出し、思い当たることはないか振り返ってみましょう。思い出すことで、あなたの直観力は磨かれていきます。
そして、あなたの個性を発見する手がかりになるでしょう。
これからご紹介するのは、私自身がやっていることの一部です。
ですので、この他にも数え切れないほどたくさんありますし、人によっては感じ方が違ったりします。あくまでも参考程度にして、ここに書かれていることが、あなたにとっての完璧な正解だとは思わないでください。
さまざまな危険回避
物事を選択するときに、危険を感じることがあります。
- いつもの道を車で走っているときに、危険を察知して遠回りします。
すると、いつも通る道で事故が起きていることがあります。
- タクシーに乗る際、運転手の雰囲気やタクシーのエネルギーを感じ取って、あえて避けたりすることがあります。
時間を優先し、直観を無視してタクシーに乗ると、運転が荒くて危ないなと感じたり、運転手さんの機嫌が悪くて疲れてしまったりすることがありました。
- 外食する際に自分が心地よいお店なのか心地よくないお店なのかが、入る前にわかります。
このように、危険を回避することもあれば、気分を良い状態に保てるように役立てることができます。
自分の体や魂と対話する
自分の体から直観を受け取って、日常に活かしています。
- 愚痴や不平不満を耳にしたり、口にしたりすると腰部が痛くなります。
相手の会話に合わせて自分の本心を言わないときも痛くなります。ですので、常に自分を見失わないように意識しています。
- 耳鳴りによって、今考えていることがOKなのかどうか、人との会話で特に重要なのかどうかがわかります。
耳鳴りについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
- 自分の進むべき道や方向性を魂が教えてくれます。
自分の直観によってどう進めば良いのかがわかります。
直観力を芸術に活かす
- 絵のイメージが直観によって観えます。
ふとイメージが観えるときもあれば、意図的に観ることもできます。
- 絵を観て言葉を降ろすことができます。
降りてきた言葉は、その絵の本質的な意味をあらわしていて、言葉によって絵の表現力を高めることができます。
- 映像作品を作成するときに、直観によってシーンが観えたりします。
そのシーンが特に重要な部分になって、作品の本質を伝える部分になることが多いです。
この作品で撮影した場所は初めて行った所でしたが、あらかじめ決めていた絵とぴったりの場所を選ぶことができました。
さまざまなリーディング
リーディングとは「人の持っている目には見えない情報を読み解くこと」です。
私の場合は、宇宙の愛(本質)をもとに相手の方のエネルギーにアクセスして、今必要なメッセージだけを受け取り、お伝えしています。
リーディングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
また、学習塾の現場でも活用しています。入試前にクラスの子供たちがどの単元を勉強すれば良いのか直観でわかるので、それを伝えています。
どの問題が出るのかではなく「どこを勉強したら子供たちのためになるのか」を観ています。すると、結果的に観えた単元がテストに出ています。
直観力を高める方法
ここからは、あなた自身の直観についてみていきましょう。
人と比べるのではなく、過去の自分の感覚と比べることが重要です。だれかに教えてもらったり伝授してもらったりして、すぐ使いこなせるものではありません。
他人によってあなたの能力が高まるきっかけになることはありますが、基本的には自分で発見して自分で磨いていくことで、直観力は高まっていきます。
ぜひ、楽しみながら磨いていきましょう。流れはこのようになります。
- 自分の感覚を知る
- 感覚を磨く
- 行動と検証を繰り返す
- 検証結果から直観を認識する
①自分の感覚を知る
まずは、自分の感覚を深く知ることが大切です。
視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感や第六感など、あらゆる感覚に意識を向けて日常を過ごしてみましょう。
そして、自分の感覚の中で好きなものから磨いていくと良いでしょう。
自分の感覚を信じること
磨いていく中で、間違うこともあれば失敗することもあります。しかし、自分の感覚を信じることで、直観力は高まるのです。
②感覚を磨く
感覚の磨き方はさまざまです。
- 「何となく」や「気のせい」と感じたことを追究する
気のせいにして終わらせずに、気になった理由や結果がどうなのかを確認してみてください。
何かを感じたのであれば、そこに意味があります。その意味を知ることが直観力につながります。
- 日常の中で瞬時に予想できるものに意識を向ける
例えば、電話があったときに誰からの電話なのかを予想してみてください。そして、何の電話なのかを感じてみてください。
コツは、最初に感じたものを優先することです。直観はハイスピードでやってきます。
ですので、最初に感じたものに注目してみましょう。また、電話の内容にも意識してみましょう。直観は本質とつながっているので、その本質に触れることで磨かれていきます。
- 心地よい世界を創る
気分が良いなと思う世界をイメージすることが大切です。
例えば、
時間が間に合えばいいなと思う場合、
時間に間に合って、心地よい状態になっている自分をイメージしましょう。一瞬で大丈夫です。そして、その結果どうなったかを確認します。
混雑した駐車場に車をとめる場合、
心地よく駐車できた自分をイメージしましょう。そして、その結果どうなったかを確認します。
③行動と検証を繰り返す
②で意識して行動した結果を検証することが大切です。ここが一番重要です。
行動して終わりでは、直観力がどう働いているのかが明確になりません。ですので、行動した結果どうだったのかをしっかり把握しましょう。
結果が良かった場合
- 何が良かったのか
- そのときの感覚はどうだったのか
結果が良くなかった場合
- 何が良くなかったのか
- そのときの感覚はどうだったのか
- 次にどう試してみるのか
これらを検証して次に活かすようにしましょう。
メモしておくことをオススメします。
④検証結果から直観を認識する
検証結果が集まってきたら、それらを俯瞰してみてみましょう。
全体が見えると、自分の直観の傾向がわかったり、直観力が高まってきたのかどうかが感じられたりします。
日常や当たり前の意識に注目すること
当たり前の中に、自分の直観を試す機会がたくさんあります。そして、当たり前の感覚の中にあなたの直観力につながるヒントが隠されています。
感覚を研ぎ澄まして、直観力を高めることを習慣にしていきましょう。習慣になると、スムーズに能力を磨くことができるようになります。
ここまで流れを解説してきましたが、
自分を信じる力が大切です。そして、直観力は自分の生活を豊かにするだけでなく、まわりにいる人を幸せにしたり、喜んでもらえたりするものです。
あなたの直観力が高まることで、たくさんの人の個性が輝くことを願っています。
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私自身、直観力を高めるために10年以上研究を続けてきました。
今では、直観力を使って絵や詩を描いたり、リーディングしたりと、さまざまなことに活用しています。