やりたいことが見つからない…
好きなことがしたいけどわからない…
このような悩みを解決します。
私は自分を知ることで、本当にやりたいことが見つかりました。
私自身、さまざまなリストを作って実践し、やりたいことを見つけてきました。今回はその方法をお伝えします。
やりたいことを見つけるには、まず自分を知る必要があります。自分の何を知るのかというと、
①好きなこと
②嫌いなこと
③得意なこと
④苦手なこと
大きく分けるとこの4つです。
これらがわかると、自分のやりたいことが明確になります。そして、毎日が充実し、自分らしい人生を歩むことができます。
前回は、自分軸について追究し、作り方をお伝えしました。
今回は、自分軸のパワーアップにもつながるワークをご紹介します。
当記事では
・自分の好きなこと、嫌いなことを知る
・自分の得意なこと、苦手なことを知る
・本当にやりたいことを見つける方法
をお伝えします。
自分の好きなこと、嫌いなことを知る
自分自身と真剣に向き合って、本当にやりたいことを見つけていきましょう。自分を知れば知るほど、やりたいことが明確になります。
「本当に幸せな人生」は、あなたにしかわかりません。
「好きなことリスト」「嫌いなことリスト」を作って、自分に合うものが何か知っていきましょう。
リストを作るポイントです。
✅ 人、物、事柄など、何でもいいので書き出す
✅ 思いつくままに書き進める
✅ 分析して自分の全体像を知る
各リストにわけて解説します。
好きなこと、嫌いなことリスト
まずは、自分の好きなことと嫌いなことについてやっていきましょう。手順をまとめました。
①リストを書くノートを準備する
手帳やメモ帳など、自分に合ったもので大丈夫です。書く量に個人差はありますが、なるべくたくさん書けるものを選びましょう。
あとから見返したり、書き足したりしやすいものが良いでしょう。
②自分の好きなことを書く
好きな物、事、人、感覚、言葉、出来事など、何でもいいです。制限はありません。とにかく思いつくままに書き出してみましょう。
箇条書きでも並べて書いても構いません。
※好きな理由があれば書いておきましょう。
少し恥ずかしいですが、実際に私が書いたものです。全部ではありませんが、参考になればと思います。
人によって量は異なりますが、できるだけ書き出しましょう。出した数が多いと分析しやすくなります。
また、思いついた時、あとから付け足すのも良いでしょう。
③自分の嫌いなことを書く
好きなことを書いたときと同じように、何でもいいので制限なく書きましょう。
※嫌いな理由があれば書いておきましょう。
嫌いなことリストの写真は載せません(笑) だれにも見られないように保管してくださいね。
④好きなこと、嫌いなことを種類分けする
一旦書き出すことができたら、これらを種類分けします。
種類(ジャンル)の例をまとめてみました。
・人
・物
・事(事柄)
・動作
・出来事
種類やジャンルは、自分の見やすいようになればいいので、分け方を自由に決めると良いでしょう。
では、実際にやっていきましょう。
書いたものに数字をふったり、丸・三角・四角など線で囲んだり、色をつけてわけて見ましょう。
上の例でいうと、
「物」には①と数字を書いたり、「事柄」は丸で囲んだり、「出来事」には赤ペンで印をつけたりします。
自分の見やすいようにやってみてくださいね。
⑤好きなこと、嫌いなことを分析する
種類分けができると、見やすくなります。
全体が見やすいように少し離して眺めてみましょう。すると、自分の傾向や偏りがわかります。
例えば、
好きなことに「動作」がたくさんあった場合、
動きのあるものに対して好きな傾向があるのだな、と分析できます。
また、嫌いなことの中に「人」に関するものが多い場合、
1人でする仕事や1人での過ごし方が本当に好きなのだな、と分析できます。
さらに「好きな理由・嫌いな理由」によって自分の偏りがわかるかもしれません。
これらは、次にお伝えする「得意なこと、苦手なことリスト」につながるヒントにもなります。
分析によって気づいたことをメモしておきましょう。前からわかっていたことであっても、改めて書いてみると新たな発見があります。
自分の得意なこと、苦手なことを知る
「得意なことリスト」「苦手なことリスト」を作ると、自分の特徴の全体像が見えてきます。
リストを作るポイントです。
✅ 人よりちょっと得意・苦手だなと感じることを書く
※自分の中で、少しでも得意・苦手と思うことで大丈夫です。
✅ 思いつくままに書き進める
各リストにわけて解説していきます。
得意なこと、苦手なことリスト
①リストを書くノートを準備する
先ほどの「好きなこと、嫌いなことリスト」で使ったものでも大丈夫です。自分に合ったものを選びましょう。
②自分の得意なことを書く
ちょっとでも得意だと思うことで大丈夫です。
※得意な理由がわかれば書いておきましょう。
例えば、
「コーヒーをいれる」「短距離(元陸上部だったから)」「字がキレイ(書くのが楽しいから)」「物持ちが良い」など何でも構いません。
できるだけ出してみましょう。
思いついた時に、あとから付け足しても良いです。
③自分の苦手なことを書く
得意なことを書いたときと同じように、何でもいいので制限なく書きましょう。
※苦手な理由がわかれば書いておきましょう。
例えば、
「虫」「香水のにおい(においに敏感で気持ち悪くなるから)」「ピーマン」「そうじ(面倒だから)」などです。
④得意なこと、苦手なことを種類分けする
一旦書き出すことができたら、これらを種類分けします。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚、というように五感で分けると良いでしょう。
種類やジャンルは、自分の見やすいようになればいいので、やり方は自由に決めて大丈夫です。
先ほどと同じように種類分けしていきます。書いたものに数字をふったり、丸・三角・四角など線で囲んだり、色をつけてわけて見ましょう。
⑤得意なこと、苦手なことを分析する
種類分けができると、全体が見やすくなります。自分の傾向や偏りなどを分析していきましょう。
例えば、
得意なことに「視覚」がたくさん関わっていた場合、目で見て判断したり捉えたりすることが得意なんだな、と分析できます。
苦手なことの中に「嗅覚」がたくさん関わっていた場合、においに敏感だからこの能力を何かに活かせないかな、と色々分析できるでしょう。
気づいたことをメモしておきましょう。個性が深まり、新たな発見があります。
リストを使って自分を知る
「好きなこと」「嫌いなこと」「得意なこと」「苦手なこと」の全体が見えてくると、自分の個性がわかりやすくなるでしょう。
今まで部分的だったことがつながったり、全体の一部として見えたりするでしょう。
自分の個性を知ると「やりたいこと」「好きな仕事」「生きる道」など、自分本来の生き方に気づきます。
自分の個性を知る方法は下の記事でも解説しています。
今回のリストは、自分の特別な能力を知ることにもつながります。
本当にやりたいことを見つける方法
これまでのリストを使って、本当にやりたいことを見つけていきましょう。
ポイントは4つです。
①自分を知る
②好きなこと、得意なことから絞る
③行動と検証をする
④分析して③をくり返す
①自分を知る
まず、自分のことを知らないと、やりたいことが見つかりません。自分を知っていく度にやりたいことも変化していくでしょう。
一つのことを極める人もいますが、極めていく過程で必ず変化があります。
変化なくして深めることはできません。
今回のリストだけでなく、自分の個性を知りたい人は、さまざまな内観ワークを実践してみてください。
②好きなこと、得意なことから絞る
可能な範囲で「今何ができるか」を考えていきましょう。
リストを分析した結果、「興味の湧くもの」や「ちょっとワクワクするな」というものが見つかるはずです。
コツは、
・興味が湧いたもの
・ワクワクするもの
・ちょっと気になるもの
・知りたいもの
・行ってみたい場所
上記を参考に、ピンときたものをチョイスしてみましょう。
一つでも複数でも構いません。直観に任せてみてください。
③行動と検証をする
②で見つかったものの中から、ピンときたものを行動に移してみましょう。
一番やりやすいものからで構いません。自分のできる範囲で行いましょう。
行動は自分のエネルギーそのものです。
行動すると自分のエネルギーが流れます。
自分のエネルギーは常に循環しているので、行動の結果が必ず何かの形となって現れます。
何かの形とは、物質だったり、経験だったり、気づきだったり、感情だったりと、目に見えるものから目に見えないものまでさまざまあるでしょう。
下の記事では、エネルギーについて詳しく解説しています。
次に、行動した結果を検証します。
– 検証のやり方 –
行動した結果、どうなったかを記録する
「結果が良かったのか」「悪かったのか」「何か発見はあったのか」をメモしましょう。
気づきや変化も書いておくと良いでしょう。
やってみて良かったことを追究する
やってみて良かったことを深めましょう。
やってみて良かった場合、次の行動に移しやすくなります。
検証すると、自分のやりたいことにつながります。
また、新たに分析することが出てきたり、次気になるものに出逢ったりするでしょう。
④分析して③を繰り返す
大切なのは、行動と検証をくり返すことです。
記録を積み重ねる
記録の積み重ねによって、本当にやりたいことに近づいていきます。自分の体も記憶していくでしょう。
くり返し検証することで、直観力も磨かれていきます。
自分のやりたいことは自分の中から見つかります。
すでにあなたは、自分の個性を持って生まれてきています。その個性を引き出し、行動することによって自分がさらに磨かれていくのです。
自分の個性を磨けば磨くほど、本当にやりたいことが明確になるでしょう。
だれもが一番興味あるもの、それは「自分自身」です。
今の自分を知ることが、本当にやりたいことへつながる最短の近道となります。
次は、短所を長所に変換するワークを解説します。視点を少し変えるだけで、短所から長所を見つけ出すことができます。ぜひ、楽しみながら進めてみてくださいね。
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