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人の意見に流される…
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人に意見に左右されてしまう…
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自分の意見がなかなか言えない…
このような悩みにお答えします。
人の意見に流されたり、自分の意見が言えなかったりする原因は色々あるでしょう。
そこで、原因の追究と改善するための考え方について解説していきます。
- 人の意見に流される原因
- 自己表現が最大の鍵
- 改善するための3つのステップ
をお伝えします。
【人の意見に流される原因】改善するための3つのステップ【個性】
人の意見を聴くことは大切です。しかし、自分の意見を持ったり表現したりすることは、もっと大切です。
人の意見に流される原因がわかってくると、改善するための方法がみえてくるでしょう。
人の意見に流される原因
人の意見に流される原因は、さまざまあります。
大きくひとまとまりにしていうと「自分で考える力が弱い」ということです。
自分で考える力がないと明確な自分を持つことができません。
自分で判断したり決断したりする習慣を身につけていくことが大切になるでしょう。
それでは、違う視点で原因をみていきましょう。
人に嫌われるのがこわい
私自身、人に嫌われるのがこわくて、まわりに合わせようとしていました。
なぜ、こうなったのかを追究すると、原因は2つありました。
- 1つは家庭環境です。
父親が比較的厳しかったので、自分の意見を言うことがこわかったのです。
- 2つめは学校教育です。
成績を上げるために「先生の言うことをきく」「先生の考え方が正解」という意識で行動していました。
自分の意見が正解なのかどうかを周りの顔色をうかがいながら過ごしていたのです。
このような習慣が身に付いたことによって、人に嫌われるのがこわいという感情が生まれていたのでしょう。
自分に自信がない
人に合わせて生きていくことで、だんだん自分に自信がなくなります。
人の意見が自分の正解になってしまうことで、自分独自の考えが浮かんでも、自己表現ができないのです。
私の場合、
他人肯定によって自己否定するという悪循環が、自分の自信をなくす原因になっていたのだと気づきました。
他人を尊重することは大切ですが、他人に合わせ過ぎるのはよくありません。
私たちは、一人ひとり個性がちがいます。人の数だけ意見があり、それぞれの考え方によって意見が生まれます。
人の数だけ正解が存在するのです。
100人中99人がAという意見に賛成していても、1人がBという意見を持っていれば、その人にとってはBが正解です。
後になって意見や考え方が変わることはありますが、意見を持っている瞬間は、その人にとって「正しい」という認識になるでしょう。
注意点
人の意見に流される原因をみていきましたが、一つ注意点があります。
それは、
「他人やまわりの環境のせいにして終わらせない」
ということです。
原因を他人のせいにしていても何も変わりません。
- 「そこから何を学ぶのか」
- 「そこから自分をどう変えるのか」
が大切です。
自分の人生は、自分にしか変えることができません。
ですので、どのような環境であっても自分で考えて行動していかない限り、現状を変えることは難しいのです。
自己表現が最大の鍵
「自分」という存在に対してどう捉えているのかを考えていきましょう。
ここでは自分をさまざまな角度からみて、自分に対する考え方を見つめ直していきましょう。
自分の人生は自分で創るもの
他人の人生を生きることはできません。日々、自分らしさを選択し、自分の生きる世界を創るという意識が大切です。
他人の意見や考え方を選択し続けても、自分らしい生き方はできません。
まずは自分の考えを認識することから始めましょう。
考えがはっきりわかることで「自分はどうしたいのか」「何を選択したら自分らしいのか」がわかってくるでしょう。
そのあとは、少し勇気が必要かもしれませんが、自分を選択し続けることです。
自分の個性は自分にしかない
世の中には、自分と全く同じ人は存在しません。ですので、自分の個性を大切にしましょう。
私たちは社会のルールの中で生きています。
社会のルールは人が作ったものです。そして、絶対に守らないといけないルールばかりではありません。
- 高校に通う
- テレビを見る
- 冷蔵庫を使う
- SNSをする
- 日本に住む
- 朝起きて夜寝る
- 1日3食 など
このように、当たり前のようにしていることがたくさんあります。法律で決められているのではないかと思うくらい、社会のルールによって日常が繰り返されています。
これらを見直すことで、自分の個性を客観的にみることができるでしょう。
社会のルールについてはこちらで詳しく解説しています。
あなたの個性は宝物です。
自分の個性を発揮すればするほど、自分の意見に自信を持つことができますし、自分を選択し続けることができるでしょう。
自己表現は自分も周りも幸せになる
自分の意見や考え方は個性です。
自分の仕草や表情、行動も個性です。個性の発揮は、自己表現そのものなのです。
いつでもどこでも自己表現ができると、自分を大切にして生きることができます。
そして、心地よさを感じる瞬間が増え、幸せを感じる時間が長くなっていくでしょう。
自己表現は、自分だけでなく周りの人も幸せにします。
あなたが心地よく自己表現していると、まわりにいる家族や人は安心します。
安心によって嬉しくなったり、喜んだりする感情がたくさん生まれるでしょう。
もし、たった一人しか喜んでくれなかったとしても、そのたった一人の人から誰かに喜びのエネルギーが循環します。
あなたの自己表現が周りのだれかを喜ばせ、その喜んだ人がまた周りにいる人を喜ばせます。
このように、自分の自己表現から喜びのエネルギーが広がり、周りを幸せにすることができるのです。
改善するための3つのステップ
では最後に改善するための考え方をまとめていきます。3つのステップは、
- 自分で考える力を身に付ける
- 選択と行動はセット
- 自己表現を大切にする
です。
①自分で考える力を身に付ける
自分で考えて判断する意識を強めていきましょう。人の意見を尊重しながらも、自分の意見や考え方に注目していきましょう。
相手に合わせてもいいので、まずは自分の考えに気づけるかどうかが大切です。
気づくことを続けていくと、自分で考える力が高まっていきます。
基本は「自分で考えて判断すること」です。
②心と行動はセット
次に、心で感じたことを行動に移すことです。
自分で考えて判断できるようになっても行動しなければ何も変わりません。
自分の考えや感情が出てきたら、それを行動にしましょう。
友人と何人かでご飯を食べにいく時、お店をどこにしようかという話が出たとします。
ここで「A店のオムライスが食べたい」と感じたとします。
友人たちが他のお店の話をしていたとしても、自分の意見を言いましょう。
結果的にA店のオムライスにならなかったとしても行動していることになるので大丈夫です。
「自分の考えを発言する」という行動が大事なのです。
心と行動がセットになって過ごせるようになると、人の意見を尊重しながら、自分の意見を大切にすることができるでしょう。
③自己表現を意識する
最後に、自己表現の意識です。
意見だけでなく、何をするにしても自分の表現を意識しましょう。
- 人に何かを喋る
- 街中を歩く
- 家族と食事に出かける
- 友人とお茶する
- 一人で買い物をする
など、どんな行動でも構いません。
一つひとつの行動には、必ず自分の個性が含まれています。ですので、だれにでもできることだから個性が出せないという考えは捨てましょう。
だれにでもできることを行動したとしても、自分にしかない表現になります。
なぜなら「あなた」という個性は一人しかいないからです。
自分の個性を活かして自己表現することに集中しましょう。
- 声
- 仕草
- 考え方
- 優しさ
- 思いやり
- 表情
- 笑顔 など
すべてが自己表現です。
自分らしさを選択して、心地よく自己表現していきましょう。
これらのステップは①から順に進めていきましょう。
①は基本です。
②が意識できるようになれば、人に流されたり人の意見に左右されたりする感覚は、前と違う感じ方になるでしょう。
③が心地よくできるようになると、自分らしい毎日が過ごせるようになるでしょう。
家族やまわりの人は、もちろん大切な存在ですが、まずは一番身近にいる自分を大切にして過ごしていきましょう。
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私は長い間、自分の意見を我慢して生きていました。人の意見に流される自分が嫌でした。
しかし「自分を生きる」と決めてから少しずつ変化していき、今では自分の意見も人の意見も大切にして過ごせるようになりました。