【無意識の習慣】フィルターを書き換えて自分らしく生きる【自分ルール】

考え方を変えるにはどうしたらいいですか？
自分らしく生きたいです。

 

このような質問をいただきました。

これまでの習慣や積み重ねによって、今の「あなた」が存在しています。

今の考え方や受け取り方を書き換えることで、これからの人生が変わります。
今から自分らしい考え方を積み重ねて、自分本来の生き方を創ることができるのです。

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前回は、自分の個性を深めるために、短所から長所を見つけるワークをお伝えしました。

 

当記事では
・無意識フィルターとは？
・フィルターを書き換える方法
・自分ルールで自分らしく生きる

をお伝えします。

 

無意識フィルターとは？

自分らしく生きていますか？

「自分らしく生きていないな」と思う人は、無意識フィルターを書き換えて、自分らしい生き方に変化させることができます。

まずは、無意識フィルターについてみていきましょう。

無意識フィルターとは、
「意識をしなくても勝手に考えたり、受け取ったりする自分の癖」のことです。

なぜなら、私たち一人ひとりの個性が違い、自分の人生しか生きることができないからです。

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他人を通して、自分について学ぶことができます。下の記事も参考にしてみてください。

無意識フィルターによって、習慣が生まれ、それが積み重なって自分の人生が創られています。

 

無意識フィルターができる仕組み

私たちは、意識することを繰り返して、何かができるようになったり、知識が増えたりします。

生まれてから無意識にできていることは、呼吸や瞬きなど生き物としての本能です。
しかし、それ以外の行動には、必ず意識が必要になります。

今は当たり前のように動いたり声を出したりと、無意識にできているので意識的にやってきた記憶はないかもしれません。

しかし、これから何か新しいことを始めようとするとき、必ず意識することが増え、その積み重ねによって、徐々にできるようになっていきます。

無意識フィルターは、意識することから始まり、それが無意識になったとき生まれるものなのです。

 

無意識にしていること

私たちは無意識に何かしていることが、数え切れないほどあります。

文字が読めなかったとき、誰もがひらがなや漢字を理解するために、意識して覚えていたでしょう。
成長して新しいことに取り組む機会が減れば減るほど、何かに意識することが少なくなります。

ですので、

無数の無意識フィルターがつくられることによって「今の自分」が存在しているのです。

 

無意識フィルターによって起こること

無意識フィルターによって起こることは、「今の自分」が体験している全ての事と言ってもよいでしょう。

なぜなら、
今までの積み重ねによって「今の自分ができている」と信じているからです。

「今充実しているな」「自分らしく過ごせているな」と感じる人は、無意識フィルターが自分らしいものになっている証拠です。
しかし、
「今充実していないな」「自分らしく過ごせていないな」と感じる人は、無意識フィルターを見直す良い機会になるでしょう。

無意識フィルターを自分らしいものにすることで、毎日が楽しく過ごせるようになります。

 

フィルターを書き換える方法

自分らしい無意識フィルターにしていくための「フィルターを書き換える方法」を解説します。

新しいフィルターを作るという感覚よりも、今存在しているフィルターを変えるという感覚になるでしょう。

書き換えるにあたって、ポイントになる流れが４つあります。

①自分の無意識に気づく
②自分らしさを考える
③フィルターを書き換える
④無意識の習慣になるまで意識する

 

①自分の無意識に気づく

まずは、無意識にしている考えや行動に気づくことが大切です。

気づくためのコツは、一つひとつ今の感覚に注目することです。

「今、〇〇だと思った」
「今、〇〇だと考えた」
「今、〇〇を行動した」
というように、瞬間瞬間に意識を向けて過ごしてみましょう。

１日中意識して過ごすのは難しいので、５分、１０分というように最初は時間を決めてやってみることをオススメします。

慣れてくると、普段気づかなかった無意識に気づけるようになります。

 

②自分らしさを考える

自分の無意識に気づくことができたら、その考え方や受け取り方に対して、自分らしいのかを判断しましょう。

例えば、
人に注意されて「自分は何も悪くない」と考えたとします。
この考え方が自分らしくないなと感じたら、どう考えたら自分らしいのかをはっきりさせます。
その結果「自分の悪かった部分を認め、改善して次に活かす」という考えが生まれます。

このように、自分らしい考え方かどうかを確かめることがポイントです。

 

③フィルターを書き換える

②によって生まれた自分らしい考え方を意識することが大切です。

今までの無意識が当たり前のように染み付いているので、書き換えたいフィルターに気づいたらそれを上書きし、自分らしいフィルターを毎回意識しましょう。

無意識フィルターに気づく
→自分らしいフィルターを取り入れる
→自分らしいフィルターをもとに行動する

このようなサイクルが大切です。

 

④無意識の習慣になるまで意識する

自分らしいフィルターが無意識の習慣になるまで繰り返しましょう。

最初は意識しないとなかなか気づきませんが、３日、１週間、２週間と意識を繰り返すうちに、だんだんと無意識にできるようになります。

無意識に自分らしい考えが浮かぶ状態になれば、フィルターが書き換えられていると言えるでしょう。

フィルターを書き換える目的は、自分らしく生きるためです。

楽しんで取り組んだり、未来の姿を想像して取り組んだりすると良いでしょう。

 

無意識フィルターを書き換える(例)

私が実際に書き換えた例をご紹介します。

風邪を引いたときに、
「体調が悪くなるだけで、良いことがない」「休むことで生産性が落ちる」と考えていました。

しかし、この考えは、別の記事でお伝えした「自分軸」にそっていないなと感じたのです。

– 白木ケイシーの自分軸 –

「すべての出来事は、自分にとって完璧なタイミングで起きている」

そこで、

「風邪を引くということは、体と心を休ませるタイミングが必要なのだ」
「休むことで新しく何かが生まれて成長する」

というフィルターに書き換えようと決めました。

頻繁に風邪を引くわけではなかったので、
「ちょっと疲れたかな」とか「少し休もうかな」と思ったときも、このフィルターを意識して取り込んでいきました。

その結果、今では自分らしいフィルターによって、自分を責めることなく大切な休息時間として過ごせるようになりました。

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今回のテーマである「無意識フィルター」については「自分を内観して受け取る宇宙のメッセージ　瞑路」でも解説しています。本では、別の視点からフィルターをお伝えしています。

 

自分ルールで自分らしく生きる

最後に、自分ルールについてです。

自分ルールがわかると、無意識フィルターが浮き彫りになり、自分らしい習慣なのかはっきりします。

「無意識フィルターになかなか気づかない場合」
「自分らしさが何かわからない場合」
に活用できます。

フィルターを書き換えるための手助けになるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

自分ルールでわかること

自分ルールを書き出すと、自分のフィルターに気づくことができます。

朝起きて夜寝るまでの間に、どんな自分ルールがあるのか知るのが重要です。

例えば、
・朝起きてすぐ一日の計画を確認する
・朝食はご飯と味噌汁
・仕事帰りに本屋に寄る
・家に帰ったら必ずテレビを見る
・寝る前にブログを読む　など
自分が毎日当たり前にしていることを書き出してみましょう。
そして「その行動をなぜしているのか」の理由も書きましょう。

多くの場合、この理由が無意識フィルターになっています。

また、自分ルールを書き出すことで習慣が明確になり、自分らしい習慣なのか確かめやすくなるでしょう。

 

私たちは常に変化し、進化している

同じような毎日を過ごしていても、必ず何かしらの変化があります。

・体の変化
・心の変化
・気づき
・感動　など、さまざまです。

小さいことだったとしても、毎日の習慣の中で成長しています。その部分をしっかり認識しましょう。

また、自分らしくない考え方や習慣に気づいたら、思い切って変えてみましょう。

これから積み重なる時間によって今後の人生が決まります。
常に変化の中にいる自分をどう進化させるのかが重要です。

 

柔軟な生き方で自分らしさを追究する

考え方や習慣は、自分らしい人生を歩むために大切です。しかし、考え方や習慣によって自分らしさを失っている場合もあります。

昔から続いている自分の考えや習慣を変えることは大変ですが、
「大変」という字のように、大変なことを乗り越えると「自分を大きく変えること」ができるのです。

柔軟な考えや行動が自分の発見につながり、自分らしく生きる時間へと変化していきます。

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次は、不安や心配事が存在しない「今この瞬間に生きる方法」についてお伝えします。今回の無意識フィルターが鍵となっていますので、実践の中で読み進めてみてくださいね。

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