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他人が気になる
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まわりが気になって集中できない
他人ではなく、自分に集中できるための内観法があります。
まわりを気にせず自分を見つめるために、どんな意識で過ごしたら良いのかをお話しし、
「自分を見つめること」「内観すること」について深掘りしていきます。
- まわりや他人が気になる原因
- 自分を見つめる内観法〜他人を通して自分を観る〜
- 自分に注目して過ごすと個性が発揮される
をお伝えします。
【自分を見つめる】他人やまわりが気になる時の内観法【自分に注目】
まわりのことを気にせず、自分を観ることのできる人は、自分をどのように内観すれば良いのかを参考にしてみてください。
まわりが気になって自分を観ることのできない人は、まずは、自分の感覚に注目することから始めてみましょう。
自分の感覚は、触覚のように体の感覚だけでなく、浮かんできたこと、感情や思考などの感覚も含まれています。
自分の感覚に気づけるようになると、内観の仕方が少しずつわかるようになります。
まわりや他人が気になる原因
まわりや他人が気になってしまう場合、何かしらの原因があります。
その原因について理解すると、自分の感覚をより深く知ることができます。
主に原因は3つです。
- 自分に自信がない
- 自分に厳しい
- エネルギーに敏感
それぞれの原因についてみていきましょう。
①自分に自信がない
自分に自信がないことで、まわりからの評価が気になり、人から良く見られようとして他人を意識してしまいます。
自分に自信があると他人を気にする機会は減ります。
自分への自信を言い換えると、
- 自分への信頼度
- 自己肯定感
- 自分のことがどれだけ好きか
このようになります。
自分との信頼関係を築くことで、自信も自己肯定感も高まり、自分のことが好きになっていきます。
この状態に近くと、原因は解消されるでしょう。
参考記事
②自分に厳しい
自分に厳しいことで、自分を受け入れることができず、他人に意識を向けることが多くなります。
まわりの目を気にして他人には優しくできるのに、自分にはいつも厳しい態度をとってしまいます。
この状態から抜け出すには、自分への許容範囲を広げていくことが重要です。
- 自分を認めること
- 自分を許すこと
- 固定観念を手放すこと
このような取り組みによって、原因は解消されるでしょう。
参考記事
③エネルギーに敏感
エネルギーに敏感な体質が原因で、まわりや他人が気になったりします。
生まれつきこのような人もいれば、後天的に能力が出てくる人もいるでしょう。
いろいろなエネルギーに反応してしまうと、自分に集中することができません。
この状態を変えていくには、自分のエネルギーを知ることが大切です。
エネルギーについて理解が深まると、原因の解消につながります。
- 自分のエネルギーに集中するコツをつかむ
- まわりのエネルギーを遮断する方法を知る
- エネルギーの循環を活用して、自分にエネルギーが向けられるようになる
このような方法があります。
エネルギーについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
自分を見つめる内観法〜他人を通して自分を観る〜
ここでご紹介する方法は、私自身が長年やってきた内観法です。
他人が気になることを受け入れ、もっとまわりに意識を向ければ、自分を観ることができるのではないか、と考えました。
そして、他人を通して客観的に自分が観えるようになりました。
慣れないうちは疲れることがあるかもしれません。
また、この方法がすべてではありません。一つの内観法として取り入れてみてください。
ポイントは3つです。
- まわりが気になる自分をありのままに受け入れる
- 他人の視点から自分を見る
- 自分らしさに焦点を当てて自分を観る
①まわりが気になる自分をありのままに受け入れる
まわりが気になる自分、他人に目がいく自分、そんな自分をすべて認めてあげましょう。
「まわりや他人が気になるのはダメ」という観念があれば捨てましょう。
「気になる自分も大丈夫、個性の一つなんだ」と、受け入れることで、スッキリすることもあります。
気にしないようにしようと抵抗するのではなく、自然な自分を受け入れましょう。
②他人の視点から自分を見る
他人の視点から自分を見る練習をしてみましょう。
「人間観察が好き」という人は以外に多かったりします。
しかし、そこで完結してしまうと、他人を見て判断するだけで、自分を観るところまでいけません。
他人のアングルから自分を見るようにイメージしてみましょう。
自分がどう見られているのか気になる人は、自分を客観的に見る意識をすれば、すぐにできるようになると思います。
自分を客観的にみる視点がわかると、内観するのが楽にできるようになります。
③自分らしさに焦点を当てて自分を観る
他人の視点から自分を見たとき、他人に合わせて自分を変えることばかりに目を向けないようにしましょう。
自分の主観を大切にしてください。
他人に合わせることだけを意識すると疲れてしまいます。また、内観になりません。
自分を客観的に見たとき「自分らしさが何か」を意識することが大切です。
自分らしさに焦点を当てることで内観ができるようになります。
- どんな仕草が自分らしいのか
- どんな歩き方が心地良いのか
- どんな喋り方であれば、自分の素直な気持ちが伝わるのか
このように考えます。
「自分らしさ」を常に意識することが最大のポイントです。
自分に注目して過ごすと個性が発揮される
自分らしさに意識を向け、自分の気持ちに注目して過ごせるようになると、自分のことがよく分かるようになってきます。
自分への理解が深まると、
- 好き嫌いがはっきりする
- 長所や短所がわかる
- やりたいことや好きなことが明確になる
など、自分の個性がたくさん観えるようになるでしょう。
そして、個性の発揮へとつながっていくのです。
本音を大切にする
本音は、自分の大切なエネルギーです。魂の声だったり、自分を表現するためのヒントだったりします。
本音を我慢して過ごすと、本当の自分がわからなくなります。
自分を見失わないように本音を大切にしましょう。
- お腹が空いたな
- 眠たいな
- 本当は〇〇だと思う
- 本当はこうしたい
このように、小さな気持ちから大きな気持ちまでしっかり受け取っていきましょう。
本音は、自分らしく生きるための大切な気持ちなのです。
素直な気持ちが個性を開花させる
素直な気持ちを大切にして過ごすと、自分の個性がどんどん現れてきます。
今まで知らなかった自分を発見したり、自分らしさを表現する方法がわかったりするでしょう。
素直な気持ちを行動に移すことで、あなたの個性は開花していきます。
自分を見つめて終わりではなく、行動までつなげることが大切です。
内観が個性の発揮につながる
内観する目的は、自分らしく生きるためです。その過程の中で、個性の発揮があります。
自分を知る→表現する→個性が発揮される
その結果、自分らしい生き方になります。
自分を知るときも表現するときも内観は大切な時間となるでしょう。
「まわりや他人が気になる」というのは、あなたがあなたらしく生きるためのサインとして起きているのです。
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このような悩みを抱えている人は多いでしょう。
私自身も10代の頃からまわりが気になって過ごしてきました。そして、他人の目線を気にし過ぎて疲れることがたくさんありました。