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自分との向き合い方がわからない
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自分と向き合う方法を知りたい
このような問題にお答えします。
自分と向き合うことで、本心の自分の姿が見えてきます。また、自分の個性を知ったり、個性を発揮したりする方法が明確になります。
内観によって、自分らしく生きることができるのです。
個性の発揮だけでなく、悩みや問題の解決にもつながるでしょう。
- 自分と向き合うと自分の本心が見える
- 自分と向き合う方法
- 内観を自分の個性につなげよう
をお伝えします。
【自分と向き合う】大切な個性を感じて自分と向き合う方法【内観】
私たちは、普段の生活の中で自分と向き合うことを無意識にしています。
意識して自分と向き合ったり、意図して自分と向き合う時間を作ったりすることが、なかなかありません。
定期的に内観している人は少ないでしょう。
「自分と向き合う」とは、素直な自分の気持ちに気づくこと、思っていることや感じていることを深く知ることです。
自分と向き合うと、気持ちの整理がついたり本心を感じて行動したりと、自分本来の生き方に近づくことができます。
自分と向き合うと自分の本心が見える
自分の素直な気持ちをどれくらい感じて過ごせていますか?
- なかなか感じられない
- 感じようとしてもわからない
- 感じてはいるけど行動がともなっていない
- 考えたことがない
このようにさまざまな人がいるでしょう。
「自分と向き合う」について色んな角度から見ていきたいと思います。これまでの自分を振り返りながら読み進めてみてください。
きっと、これからの自分に役立つ感覚が見つかるでしょう。
自分と向き合うタイミング
何か問題や悩みが起きることで、自分と向き合おうとします。
しかし、良い流れに乗っているときも、自分と向き合うことは大切です。
私の場合は、自分と向き合うことが習慣になっています。1日の中で向き合うことが何回もあります。
人それぞれタイミングは違いますが、調子が良い悪い関係なく、自分と向き合っていきましょう。
調子が悪いときに向き合うと、問題解決につながるヒントが得られます。
調子が良いときに向き合うと、まわりへの感謝に気づいたり、自分の個性が深まったりします。
決まったときにするものではなく、どんな状況においても自分と向き合うタイミングはあるのです。
どうなったら自分と向き合うことになるのか
自分と向き合えているのかわからない人もいるでしょう。どのような状態が、自分と向き合えているのかについてお話しします。
結論からいうと、
「自分で自分の答えを見つけ、具体的な行動に移した状態」が自分と向き合えた結果です。
自分と向き合うと、素直な気持ちに気づき、自分の本心が見えてきます。
本心の中に答えがあるのです。
答えを出しただけでは、本当の意味で向き合えてはいません。答えから行動に移せるかどうかが重要です。
人にアドバイスをもらったとしても、答えを出したり、行動したりすることは最終的に自分がやることになります。
自分との向き合い方が成長へ導く
自分と真剣に向き合えているかどうかによって、成長具合が変わってきます。
自分と向き合うと本心がさらけ出され、こわいと感じることもあるでしょう。しかし、本心と向き合わない限り、なかなか成長していきません。
自分の素直な気持ちを感じるのが、
- こわい
- 逃げたい
- 恥ずかしい
このように、ネガティブに感じてしまう場合でもチャンスです。
これから大きく変わろうとしている証拠です。大きく自分が変わるとき、大きな気づきや成長がやってきます。
自分と向き合うことをきっかけに、成長への道を進んでいきましょう。
自分と向き合う方法
自分と向き合う方法を3つのステップに分けてお伝えします。
- 自分の時間を作る
- 自分の気持ちや状態に一つひとつ気づく
- 自分の本心から答えを出す
習慣になると、無意識にできるようになります。
まずは、一つひとつを確実に感じながら、慌てずに進めていきましょう。
①自分の時間を作る
だれかと一緒にいる時間の方が多くて、なかなか自分一人の時間が作れない人もいます。
長時間でなく、5分、10分で大丈夫です。
子育て真っ最中の人でも、
- 子供が寝ているとき
- お風呂に入っているとき
- トイレに入っているとき
など、自分一人になれる時間を見つけてみましょう。
まわりに人がいても自分と向き合うことはできます。
しかし、慣れないうちは、一人きりの空間や時間を作ってみましょう。
②自分の気持ちや状態に一つひとつ気づく
一人の時間に何をするかというと、自分の気持ちに気づいていくことをします。
- 今本当はしんどいな
- 毎日の生活が辛いな
- 本当は〇〇しているときが一番楽しいな
- 本当は〇〇さんのことが好きだな
- 家族とゆっくりしている時間が恋しいな
このように、自分自身が感じていることに一つひとつ気づいていきましょう。
気持ちだけでなく、自分の状態を客観的に感じるのも良いでしょう。
- 今仕事が波に乗っていて調子が良いな
- 家族とうまくいっていないから話し合いが必要だな
- 子供と一緒にいる時間が少ないからもっと増やせないかな
このように、自分の状態に一つひとつ気づいていきましょう。
手帳やノート、スマホなどにメモしておくことをオススメします。メモするときに、日付も書いておきましょう。
③自分の本心から答えを出す
気づいたことから答えを感じて、具体的な行動を導き出していきます。
本心そのものがあなたの答えです。
- 本当は〇〇だな
- やっぱり〇〇だと思う
- どうしても〇〇したい
素直な気持ちや本心を「答え」として受け止めてみましょう。
最後に具体的な行動を考えます。
先ほどの例でみていきましょう。
- 今本当はしんどいな
→自分を休める日を作ろう
→週末温泉に行く - 毎日の生活が辛いな
→仕事で我慢することが多いから辛い
→上司に正直に相談する - 本当は〇〇さんのことが好きだな
→食事に誘ってみよう
→気持ちを伝える - 今仕事が波に乗っていて調子が良いな
→家族、職場、お客様に感謝しよう
→直接感謝の気持ちを伝える - 子供と一緒にいる時間が少ないな
→子供と話をしてみよう
→時間を作って遊ぶ
このように、具体的な行動が出てくるまで考えてみましょう。あとは行動に移すのみです。
内観を自分の個性につなげよう
「自分と向き合う = 内観する」
内観すると、今まで知らなかった自分が見つかったり、個性がさらに深まったりするでしょう。
「山登りが好き」という個性が内観することによって、
- 「自分で何かを達成する経験がしたいんだな」
- 「登るのは大変だけど、逆に心が充電されるな」
と気づきます。
このような気づきから、自分の新たな個性につながっていくのです。
内観すると自分の個性が見つかる
先ほどお伝えしたように、自分と向き合うと、自分の素直な気持ちや本心に気づきます。
その気づきから生まれる行動の結果が、個性の発見につながるのです。
内観によって、ただ気づくだけでも違います。気づきは行動だけでなく、普段の意識や姿勢に影響します。
気づきがあることで、
- 〇〇に気をつけよう
- 感謝の意識を持とう
- 日頃の姿勢を見直そう
- 人に優しくしよう
など、日常生活のあらゆる場面に影響するでしょう。
内観を日常的にすると個性が発揮される
内観を習慣にすると、毎日気づきを得ることができます。
「気づき」を自分の個性につなげていきましょう。
- 温泉に行ったら思った以上に体が癒された
→自分を充電する方法が見つかる - 人に直接感謝の気持ちを伝えたら、心から喜んでもらえた
→普段なかなかできない家族にしてみよう - 子供と遊ぶ時間を作ったことで、自分の夢を思い出した
→子供の頃の夢に挑戦しようと決意する
このように、自分の個性の可能性が広がるでしょう。
内観は「自分を大切にし、自分を愛する一つの方法」です。
あなたのペースで、自分と向き合うところから始めてみてください。
私自身も、自分と向き合うことをずっと続けていきます。
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私は、学生時代から一人で過ごす時間が長く、自分と向き合うことについて追究してきました。
「人のことは大好きなのに、なぜ一人になりたいのか」「なんのために自分は生きているのか」このような質問を自分にしながら、内観することの大切さを学びました。