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生まれてきた意味や人生の目的がわかるヒントはありますか?
このような質問にお答えします。
環境を受け入れて生きることは、勇気が必要になることもあります。しかし、意味があって今の環境も出来事もすべて体験しています。
- 生まれた環境について
- 育った環境について
- 環境から生まれた意味や人生の目的を紐解く
をお伝えします。
【生まれた意味】さまざまな環境を受け入れると人生の目的が見えてくる
生まれた意味がわかると、自分の進むべき道が明確になります。また、人生の目的につながるヒントが手に入ると、生き方が楽になって自分らしく過ごせる時間が増えるでしょう。
生まれた環境について
生まれてきた環境は、誰一人として同じ人はいません。
両親や生まれるタイミング、場所など人によってすべて違いがあります。言い換えると、個性の一つといえるでしょう。
生まれた環境は変えられない
生まれた環境や状況は変えることができません。当たり前のことですが、どんな手を使っても過去の事実は変えられません。
しかし、過去に対する想いは変えることができます。
変えるためのキーは、
- 「認めること」
- 「感謝すること」
です。
まず、どんな境遇であれ、生まれた環境を認めることです。良かったことも悪かったことも認めましょう。
自分自身に対してもまわりの人に対しても認めることが大切です。
心から認めることができると自然と感謝の気持ちがあふれてきます。自分の生まれた環境を思い出し、向き合うことで認めるきっかけが生まれるでしょう。
生きる責任を受け入れる
「地球に生まれた」ということは、「肉体の死を経験すること」を同時に受け入れたことになります。この2つの事実も変えることができません。
生は死とセットになっています。
生まれたということは、死を経験するまでの時間を「生きる」という責任があるといえるでしょう。
生きることに責任を持つ意識によって、自分の過去を受け入れることにつながります。
生まれたことを認め、生きることを受け入れられると、自分の過去に対する見方が少しずつ変わっていくでしょう。
感謝は自然とあふれる
感謝は意識してするものではなく、自然とするものだと感じています。
私は、まわりの家族やお世話になった人に対して、感謝しようと努力したことがあります。
しかし、感謝は自然と言葉になったり、行動になったりするものだと気付いたのです。
自分の内側からあふれる気持ちは、努力によって出すものではありません。体験や経験、気づきによって勝手にあふれてくるものです。
「感謝すること」は意識するというよりも自分の感情に注目していれば、おのずと感じられるものだと思っています。
育った環境について
育った環境も、誰一人として同じ人はいません。過ごした場所や時間、経験した出来事など人によってすべて違いがあります。
育った環境によって今の自分が創られ、今まで生きてきた責任によって自分を創っています。
- 「育った環境のせいで今の自分がいる」と受け入れるのか
- 「育ってきた環境のおかげで今の自分がいる」と受け入れるのか
この違いによって、あなたのこれからの生き方が大きく変わっていくでしょう。
生きる責任を自分で持つという意識が、これからの生き方を自分らしいものにしていくでしょう。
これまでの環境は変えられない
生まれた環境が変えられないのと同じように、これまでの生きた環境を変えることはできません。
変えたいと思って生きていても、自分を否定し続けることになってしまいます。
しかし、見方を変えることはできます。
先ほどと同じように、自分の育った環境を受け入れるということです。
それができると、育った環境だけでなく、自分自身を受け入れることができるのです。
受け入れる力によって、自己肯定感が高まり、生まれてきた意味を見出すきっかけにつながるでしょう。
自分の人生を受け入れる
自己肯定感は、自分の人生を受け入れることに大きく関係しています。
自分で自分を認め、生きる責任を持つという力強い想いによって、これからの人生が自分らしいものに変化していきます。
変化の中で、生まれてきた意味に気づかせられる出来事が起こるでしょう。
人生の目的に気づく体験が変化の中に含まれているのです。
私自身がそうでした。
過去の自分に対する見方が変わり、自分の人生に責任が持てるようになったことで、何のために生まれたのかという人生の目的に気づきました。
私の人生の目的は「宇宙の愛をたくさんの人に伝えること」です。
そして大好きな「芸術」と「教育」を通して伝えていきます。
変えられない事実にヒントが隠されている
私を例にして解説します。
自営業を営む家庭に生まれ、比較的田舎で育ちました。
中学3年生の時に父親を亡くし、高校2年生の時に引きこもりになりました。
これらの事実から
「自分を内観する大切さ」を学びました。
その後、芸術大学を卒業し、25歳の時に起業しました。その頃、祖父も亡くなりました。
ここまでの事実から
「自立する大切さ」や「自分の人生は自分で創る」ということを学びました。
それから色々あって今に至りますが、変えられない事実によって、
「内観する大切さを人に伝える」「自分で人生を創ること」
という人生の目的につながるヒントを得ることができたのです。
これらのヒントがなければ、宇宙の愛を伝えるというミッションに気づくことはなかったです。
環境から生まれた意味や人生の目的を紐解く
では最後に、ここまでの流れをまとめます。ポイントは3つです。
- 環境を受け入れる
- 環境から何を学んだのか?
- 環境から紐解く
①環境を受け入れる
生まれた環境、育った環境を受け入れましょう。
受け入れる力によって自分を認めることができ、これからの生き方を自分らしいものに変化させてくれます。そして、感謝の気持ちによって過去に対する想いを変えることができるでしょう。
②環境から何を学んだのか?
これまでの環境を振り返ってみましょう。
振り返ることで、自分が学んできたことが明確になります。さまざまな体験経験によって、今のあなたが創られています。
学んだことがヒントとなって、生まれた意味や人生の目的につながります。
③環境から紐解く
自分の境遇や学んだことから、どんな想いが湧き出てくるのか感じてみましょう。
想いは強いエネルギーを持っています。
- 「何に熱量を注いできたのか」
- 「これからどんなことに取り組んでいきたいのか」
を考えてみましょう。
その方向性は、あなたが生まれてきた意味をあらわし、人生の目的を指し示す手がかりとなるでしょう。
今までに経験したことは、確実に人生の目的につながる手がかりになります。
生まれてきた意味を探す旅は、楽しめば楽しむほど見つかりやすくなるでしょう。
そして、見つかってからがまた新たなスタートです。
また、人生の目的が変化したり、更新したりすることもあるでしょう。
私自身、これからの学びを通して、自分らしさの追究を楽しんでいきたいと思っています。
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私は、自分が生まれた環境や生きてきた環境を受け入れることで生きるのが楽になりました。
そして、生まれてきた意味や人生の目的を知るヒントになりました。