- セミナーに参加しても、自分が変わったのか分かりません。
- セミナーで学んだことを活かすにはどうしたら良いですか?
このような悩みを抱えている人が、たくさんいると思います。
セミナーに参加する目的にもよりますが、
「直接結果に結びつかない=自分が変わっていない」という認識になる場合が多いでしょう。
しかし、セミナーの一部分でも吸収できていれば、効果は感じられます。
「セミナーに参加する=学びを得て行動する」という意識によって変えることができます。
- セミナーに参加する目的を確認する
- セミナーでの学びを明確にする
- セミナー後の行動を具体的に変える
をお伝えします。
【セミナーの意味】セミナーで学んだことを最大限に活かす【方法】
世の中には、数え切れないほどたくさんのセミナーがあります。無料のものから高額なものまでさまざまです。
自分の貴重な時間を使って、参加したセミナーを最大限活かすために、具体的にどのようにしたら良いのかお話しします。
セミナーを受ける前の感覚や姿勢は、結果に大きく関係します。
まずは、セミナーを申し込む前の状態からみていきましょう。
セミナーに参加する目的を確認する
セミナーに参加する目的は、人それぞれ違います。そして、セミナーの種類によっても異なります。
しかし、だれにでもどんなセミナーにも共通して言えることがあります。
それは「自分のために受ける」ということです。
だれもが心の中では、セミナーから学んだことを活かしたいと思って参加しているでしょう。
- 興味があるから
- ピンときたから
- 友達に誘われたから
- なんとなく参加したいと思ったから
このような理由だったとしても、少なからず自分のために時間を使ってセミナーを受けることになります。
セミナー参加の前に自分の気持ちを大切にする
気持ちは、あなたの進むべき道を示してくれています。
- 楽しみ
- 知りたい
- 興味がある
- ワクワクする
- ドキドキする
- 少し不安がある
- 絶対に参加したい
など、セミナーに参加する前の気持ちを大切にしましょう。
気持ちは変化することもあります。気持ちの変化によって、申し込んだ後に参加をやめようかなと思うこともあるでしょう。
しかし、一つ注意点があります。
自分の変化へのおそれや、思考による損得勘定によってキャンセルする場合です。
この場合は、セミナーの内容に学びがあるというよりも
「セミナーに参加する(行動する)」ということに学びや意味があります。
自分を変化させるために一歩踏み出すことが大切です。
自分の気持ちに注目して本音を優先していきましょう。
セミナーに参加する目的を持つ
セミナーに参加する目的が明確だと、吸収力が高まります。
そして、先ほどお話しした「自分のために受ける」という意識が重要になります。
- 自分の成長のため
- 学びを得るため
- 自分を変えるため
このような目的によって、セミナーの質が高まります。
セミナーだけでなく、仕事やプライベート、生き方など、自分の成長につながる目的を普段から持つことが大切です。
日常の中で目的を持って行動していることと、目的なしに行動していることには、意識の差が必ず生まれます。
その違いも感じてみましょう。
目的があなたの人生を創る軸になります。
目的意識の違いによって学びが変化する
目的意識の強さや方向性によって、学びの内容が変化します。
「自分の成長のために」という目的を持ってセミナーに参加している場合、
聞き逃しが無いように話に集中したり、知っているような内容からも何かプラスになることはないか探したりします。
しかし、目的がなく「なんとなく興味があるから」という理由だけで参加している場合、
興味のない話には全く意識が向かず、その時間は無駄になります。
このように、たった一つの目的意識によって、大切な時間の質や学びの内容が変わってしまうのです。
セミナーだけでなく、普段から「目的」に注目して過ごしてみましょう。
日々意識の積み重ねが、セミナーの時間の質を変えます。
セミナーでの学びを明確にする
セミナーで学んだ内容を日常に活かすためにも、学びを明確にすることが大切です。
学びが無意識の中にあるだけでなく、表面の意識まで持ってくると自分の成長が感じられます。
学び方ひとつ工夫することで、得られるものが大きく変わります。
セミナー中の学び方
セミナー中、どんな姿勢で参加しているかに注目してみましょう。
受ける目的だけでなく、細部の学び方を工夫するだけで、学びの質は高まります。
- メモをとる(メモを読み返す)
- どんな話にも耳を傾ける
- 自分を客観的に見ながら受ける
- 積極的に参加する(座る席や質問など)
このように、工夫できることがたくさんあります。
後でお話しする「セミナー後の行動」に大きく影響します。
セミナーを受ける目的とセットにして、学び方を見直していきましょう。
私が特に大切にしていることはメモです。
そして、印象深い学びから実践できるように、終わってから必ず読み返しています。
他人を通して学べること
セミナーに参加している人たちから学ぶことができます。
他人は、あなたと無意識の部分でつながっています。他人の悩みや学びが、あなたのためになっているのです。
セミナー中だれかと交流がある場合、
他の参加者との交流の中で、たくさんの気づきがあります。
また、
質問する時間がある場合、
他の参加者の質問が自分のためになります。
このように、セミナー講師と自分自身の関係だけでなく、参加者の人たちとの関係の中にたくさんの学びがあります。
こちらの記事では、他人から自分の個性を学ぶ方法について解説しています。
無駄な時間を作らない工夫
セミナー中、すでに知っていることや、すでに自分ができている内容が出てくることがあります。
そのときの時間を無駄にしないことが大切です。
一度聞いたことある話の中には、大切な学びがあります。自分の成長が感じられるチャンスなのです。
前に聞いたときと、今回聞いたときの感じ方の変化が見つかると、自分の成長が感じられます。
同じ話を何回聞いたとしても、自分自身が成長し続けていれば、学べる内容はその都度変わっていきます。
「もう知っている」「すでにできている」という感覚で終わらせず、
「感じ方に違いはあったのか」「新しい気づきはないか」という意識でいると良いでしょう。
セミナー後の行動を具体的に変える
セミナー後が一番大切です。
セミナーで学んだことが、どれだけ自分に落とし込めているかによって、今後に活かされるかどうかが決まります。
セミナーが終わった後が勝負
セミナーが終わった途端、いつもの自分に戻ってしまう人が多いでしょう。
セミナーに参加するのが目的になっていたり、セミナーに出て満足してしまったりすると、このような状態になります。
これでは意味がありません。何か一つでも学びを実践する行動が大切です。
「明日からやろう」「気づいたときに見返してみよう」ではなく、会場に出た瞬間から実践です。
内容によっては、すぐ実践するのが難しい行動もあるかもしれません。
しかし、意識を変えることや習慣を見直すことは、すぐできます。
できるところから、すぐ行動に移していくことがポイントです。
セミナー後の習慣に意識を向ける
セミナー後、自分の変化がわかると成長が実感できたり、結果に結びついたりします。
学びを習慣に取り入れることが大切です。
意識や考え方の習慣、行動の習慣など、学びがどこに取り入れられているか確認していきましょう。
ここで一つ注意点があります。
それは、セミナーで学んだことを全部やろうとすることです。
この場合、続かずに途中でやめてしまったり、負担をかけ過ぎて体調を崩してしまったりすることがあります。
全部ではなく、できることから一つずつやるのが大切です。
また、特に印象深かった学びに特化して集中するのも良いでしょう。
このような積み重ねによって、必ず自分の成長を感じることができます。
大切なポイントは、
- 「目的」
- 「学び方」
- 「セミナー後の行動」
でした。
この3つを意識して、セミナーで学んだことを最大限に活かしていきましょう。
「人生を変える日にする」と決めると、その瞬間からあなた自身も今後の結果も変わります。
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さまざまな種類のセミナーを受けました。
どのセミナーも素晴らしく、今の自分に活かすことができています。