- 自分と他人の違いが気になる
- まわりとの違いに悩んでいる
- 自分の良さがわからない
自分と他人の個性の違いは必ずあります。
なぜなら、
どこを探しても「あなた」という個性を持った存在は、世界に一人しかいないからです。
そんな自分を認めて、個性を発揮すればするほど、自分の良さに気づくことができます。
自分の良さに気づいて生きると、人生が楽しく豊かなものになっていくでしょう。
- 個性の違いを認めて楽に生きる
- 他人との違いを知って個性を伸ばす
- 自分の良さを引き出す方法
をお伝えします。
【個性の違い】自分と他人の違いに悩むことはない【自分の良さを知る】
親子や兄弟姉妹、双子だったとしても、必ず個性に違いが生まれます。
そして、私たち人間だけでなく、植物、動物、石や風など、すべてのものにも違いがあり、全く同じものは存在しません。
大量生産されている物は、見た目が全く同じに見えます。
しかし、エネルギーに注目すると微妙な違いが出てくるのです。
また、あなた自身だけで見ても同じことがいえます。
全く同じ「あなた」は過去にも未来にも存在しません。常に変化する自分として生きています。
個性の違いを認めて楽に生きる
自分と他人の個性の違いが認められるようになると、肩の力が抜けて楽に過ごせるようになります。
- 「ありのままの自分がいていいんだ」
- 「自分らしく生きても大丈夫なんだ」
そんな風に感じられると、本当に生きるのが楽になるでしょう。
ここでは、具体的にどんな個性の違いがあるのかについてお話しします。
一部分だけでなく、全体を通して見ることが個性を理解する重要なポイントです。
自分の個性と他人の個性を大きな視点から見てみましょう。
人間の欲求に関わる部分にも個性の違いがある
私たち人間にはさまざまな欲求があります。
一般的に「食欲」「生理的欲求」「睡眠欲」などがあります。これらの欲求に関しても個性の違いがあるのです。
- 人によって、食べたいと感じる度合いや量が違います。
- 活動する大きさや頻度も違います。
- 睡眠に関しても、寝たり起きたりする時間や睡眠時間も人それぞれ異なります。
このように、すべての人が持っている欲求という視点から見ても、個性に違いがあります。
- ご飯は「1日1〜1.5食」
- 活動時間は「午前中△・昼〇・夜◎・合計10時間程度(仕事)」
- 睡眠は「遅寝遅起き・約9時間」
となります。
このバランスが今の自分に合っています。
一般的なデータや考えに自分を合わせると、生きづらさを感じてしまいます。
欲求も個性によって変わることがわかると、気持ちは楽になるでしょう。
単純な行動一つにあなたの個性は宿っている
どんな行動にも「あなた」という個性が含まれています。
思考、表情、動きなど、あなたから始まる表現にはすべて個性のエネルギーが宿っているのです。
単純な行動の中に自分らしさを感じていくと、楽に過ごせるようになります。
だれかの意見に合わせて、自分らしさを自分でセーブしてしまうことが減るでしょう。
自分の動き一つひとつに、個性を持たせる意識を持って過ごしてみてください。
- 歩き方
- 笑顔の作り方
- あくびの仕方
- 声の出し方 など
一つひとつを「心地良い動き」に変えていきましょう。
個性も変化します。完璧を求めるのではなく、今のあなたのベストな状態を探すことが大切です。
他人と比較せず個性の違いを認めよう
他人と比較しない生き方は、自分の個性を最大限に発揮する生き方にさせてくれます。
まずは、個性の違いを認めましょう。そして、個性が変化することを受け入れましょう。
前好きだったことが、どちらでもよくなることがあります。
前嫌いだったものが大好きになることもあります。
「前の自分が〇〇だったから、これからの自分も〇〇でなければならない」そう感じる必要はありません。
他人と比較しなくても大丈夫です。過去の自分と比較しなくても大丈夫です。
今の自分に意識を向けて、ありのままの個性を感じていきましょう。
個性の違いが心から受け入れられるとき、あなたの生き方は大きく変化します。
楽に自分らしく生きていける世界を創ることができます。
他人との違いを知って個性を伸ばす
他人との違いを知ると、自分の個性に気づきます。
「他人との違いが分かる = 自分の個性が分かる」となります。
今までに他人との違いに悩んでいた人は、その悩みの分だけ自分のことを知っています。
今までまわりと比べて、
「自分は成長していない」「遅れている」そんな風に思う必要もありません。
あなたはあなたのタイミングで動き、あなたのスピードでここまでやってきました。そして、これまでに悩んできたことは、これからの財産になっています。
今の自分に注目して、個性をどんどん伸ばしていきましょう。
他人との違いを知れば知るほど自分への理解が深まる
他人との違いを書き出すと、自分への理解が明確になります。
- 外食が苦手
- 飲み会に行きたくない
- 人と交流すると疲れる
こう感じていた場合、
- 家で料理をする
- 飲み会の時間より読書が100倍楽しい
- 一人で遊んだり仕事をしたりする方が合っている
このような自分の発見があるでしょう。
今までに感じてきた周りとの違いを出せば出すほど、自分の個性がどんどん分かってきます。
そして、出てきた個性に対して一つずつ肯定していきましょう。
もし間違っていたとしても、一旦認めることで、冷静に判断できるでしょう。
自分の感覚を言語化しよう
発見した個性には、あなたの感覚がたくさん含まれています。
文章を読む感覚に注目します。
- 文字がすらすらと頭に入ってくる
- 大切な文が他の文と違う色に感じる
- 一度に3行ずつ読んでいる
- 一度読んだらほぼ記憶している
- 文章を読むのと同時に映像が浮かんでくる
このように自分の感覚を言語化してみましょう。
感覚には、あなたの才能や能力がたくさん隠れています。
感覚を知ったり、感覚を磨いたりすることで、才能や能力の開花につながるのです。
個性を書き出すことと同じように、自分の感覚も書き出してみましょう。
どんな小さなことでも構いません。小さなことだからこそ、あなたにしかない特別な感覚が含まれています。
他人にはない個性を伸ばす
他人にない個性は、あなたの特別な個性になります。
感覚に注目して過ごしていくと、他人との違いによって自分の個性が開花していきます。そして、行動したり表現したりすることで、自分にしかない個性が伸びていくのです。
先ほどの例を参考にすると、
- 大切な文に色を感じる
→共感覚に気づく
→感覚を活かしてブログを始める - 一度に3行ずつ読んでいる
→感覚を磨いて速読をマスターする
→速読を教える仕事を始める - 文章を読むと映像が浮かんでくる
→絵を描いたり動画をつくったりする
→ホームページやYouTubeで公開する
このように、表現するところまでもっていくのがポイントです。
表現までできると、自分の個性がさらに伸びていきます。
自分の良さを引き出す方法
最後に、自分の良さを引き出す方法をまとめて終わりにします。
引き出すポイントは3つです。
- どんな自分も認める姿勢
- どんな個性にも自分の良さが隠れている
- 自分の良さは他人に伝わっている
それぞれ解説します。
①どんな自分も認める姿勢
- 自分の好きなところ、嫌いなところ
- 得意なこと、苦手なこと
このような自分に関わるすべてを認めることが大切です。
今の自分を認めない限り、良さは現れてきません。自分の良さをすでに知っている人も同じです。
どこかで否定する部分があったり、認めていない自分がいたりすると、良さを深めることが難しくなります。
まずは、あらゆる自分を素直に見て事実を受け入れていきましょう。
②どんな個性にも自分の良さが隠れている
「どんな個性にも自分の良さという面がある」という捉え方をしましょう。
大嫌いなものの反対は、大好きなものとなります。
無関心なものに取り組む必要はありませんが、苦手なことや嫌いなことの裏側にある「得意・好き」を探してみましょう。
その中にもあなたの良さが隠れています。
このようにして、自分のあらゆる個性に対しての「自分の良さ」を発見していきましょう。
③自分の良さは他人に伝わっている
自分の良さは、まわりの人に伝わっています。
自分で気づいていない「良さ」をまわりの人は当たり前のように知っていることがあるのです。
あなたが他人の良さを知っているのと同じように、他人はあなたの良さを自然と理解しています。
家族や友人との会話の中で、自分の良さを知るチャンスがあるでしょう。
褒められたり、応援してもらえたりするとき、相手からの気持ちを素直に受け取ってみましょう。
その中にあなたの良さが含まれています。
個性の違いによる悩みは、自分の良さを知るためにも存在しています。
自分と他人の違いから自分の個性や感覚に気づき、自分の良さを見つけていきましょう。
私自身もどんどん変化する個性を受け入れて、自分を磨いていきます。
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このような悩みを抱えている人は、意外と多いのかもしれません。
私もまわりとの違いに悩む時期が長く続きました。感覚や考え方の違いに戸惑い、孤独を感じていたのです。
しかし、自分の個性を知り、自分を認めていくにつれて、悩むことはなくなっていきました。