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言霊の効果を感じたい
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言葉に宿る力を知りたい
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言葉によって人生が変わるか?
このような質問や相談をよく受けます。
普段使っている言葉は、あなたの人生に大きく影響しています。
無意識の習慣になっている言葉を見直し、言葉の力を活用することで、あなたの個性はますます輝きます。そして、言葉の積み重ねによって人生が大きく変わっていくでしょう。
- 言葉の力・言霊とは?
- 言葉によるさまざまな実験
- この先の人生を変える言葉の使い方・変え方
をお伝えします。
【言葉の偉大な力】自分の人生を変える言葉の使い方・変え方【言霊】
言葉には不思議な力が宿っています。
目に見えないから不思議だと思っているだけかもしれません。しかし、私たちは目に見えない現象を当たり前のように使っています。
- テレビのチャンネルを変える
- ラジオの周波数を変える
- 人の気配を感じる
など、目に見えない力を日常からたくさん使っています。
言葉も同じです。人に想いのこもった言葉を伝えると、相手は喜びます。ひどい言葉を使えば、相手は傷つきます。
このように、言葉はとても大きな力を持っているのです。そして、人に対してだけでなく、自分自身に対しても同じです。
言葉の力・言霊とは?
偉人たちが残した名言、ずっと心に残るだれかの一言、好きなアーティストの歌詞など、言葉の力を感じる場面がたくさんあります。
また、古くから言霊というものも存在しています。
言葉は、話す言葉だけでなく、文字や表情にまで幅広く影響するものです。
これらの言葉の持つ力についてみていきましょう。
言霊とは何か?
言霊とは、
古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。
出典元:コトバンク
とあります。
言霊は「発する人の魂が込められている」という考え方から生まれたものだと感じています。
私たちの肉体には、それぞれ魂が入っています。発する言葉には、その人の魂のエネルギーが込められていて、その言葉のエネルギーを言霊と呼んでいるのです。
言葉に宿るさまざまな力
言葉にはさまざまな力があります。
「ポジティブな言葉をたくさん使ったり、まわりから聞いたりした時、気持ちが明るくなり、物事が上手くいくようになった」
逆に、
「悲惨な事件のニュースばかり見ていたら、気分が悪くなり体調を崩してしまった」
このような話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。また、似たような体験をしたという人もいると思います。
このように、言葉には人の状態を変えてしまうような力が宿っています。
言葉が人を創る
発する言葉は、発した本人のエネルギーが込められています。
言葉の意味だけでなく、声や表情など、発したときの状況によっても力の大きさは変わるでしょう。
言葉は、相手だけでなく、常に自分に対しても発しています。
いつでもどんなときでも「自分」と一緒にいるからです。
相手を褒めたり、相手に怒ったりするとき、発する言葉は相手と同時に自分にも発せられています。
このように、言葉は常に自分と一心同体です。言葉の力が自分に影響して、体や心の状態が変化することもたくさんあるでしょう。
自分が言葉を創っているのと同時に、言葉によって自分が創られているともいえるでしょう。
言葉によるさまざまな実験
これまでに、言葉による実験が世界各地で行われてきました。その一部をご紹介し、言葉の力を体験してみましょう。
また、今までの自分自身を振り返ることで、言葉の力を感じたり、何か気づきがあったりするかもしれません。
家庭における実験
この実験は、現在は行われていないと思います。過去にあった実験です。
Aさんの家庭では、朝から晩まで母親が口うるさく、常にイライラとしている環境でした。
- 「早く起きなさい」
- 「なんてダメな子なの」
- 「だからいつも言っているでしょ」
- 「言うことを聞きなさい」
このような言葉が毎日繰り返されていました。
この家の空気を集めて、丸いボールのような物質を作りました。
そして、その丸い物質を動物に食べさせたそうです。すると、その動物はすぐに死んでしまいました。
この実験からわかるように、言葉に込められているネガティブなエネルギーが集約されると、命に関わるエネルギーになるということです。
あなたの家庭内における言葉も、一度見直してみる良い機会になるかもしれません。
お水の実験
この実験は、多くの人が聞いたことあるかもしれません。
2つのコップを用意し、同じ水を同じ量だけ注ぎます。2つのコップをそれぞれA、Bとします。
Aのコップの側面に
- 「ありがとう」
- 「大好き」
- 「最高」
というように、ポジティブな言葉を書いた紙を貼ります。
Bのコップの側面には
- 「ありがたくない」
- 「大嫌い」
- 「最悪」
というように、ネガティブな言葉の紙を貼ります。
そして、ある程度の期間そのまま放置しておきます。すると、Aの水よりもBの水の方がはやく腐ってしまうのです。
このように、言葉のエネルギーによって水に大きな影響を与えます。
私たち人間の体は、約60〜70%が水分です。
ですので、水の実験のように人間にも影響があるということがわかります。
自分の経験から検証する
これまでの自分を振り返り、言葉によってどんな影響があったか思い出してみましょう。
勇気をもらって助けられたり、あるいは状況が悪化してしまったりと、色々な出来事の原因が言葉のエネルギーによって明確になるかもしれません。
また、今使っている言葉が、自分にどんな影響を与えているか振り返ってみましょう。
- 人にどんな言葉を使っているのか
- 自分にどんな言葉をかけているのか
これらが客観的にみえてくることで、自分の状態を知ることができるでしょう。
言葉の力によって、これからの自分を変えることができるのです。
この先の人生を変える言葉の使い方・変え方
普段使う言葉は、自分の人生に大きく関わってきます。
言葉の力を活用して、この先の人生がさらに輝くように変えていきましょう。言葉の変え方や使い方をマスターすると、自分らしい人生を歩むことができます。
ポイントは3つです。
- 今使っている言葉に注目する
- 自分を信頼する言葉に変える
- 意識を繰り返して習慣化する
①今使っている言葉に注目する
普段使っている言葉は、無意識に発せられるものが多いでしょう。ですので、今どんな言葉を使っているのかに注目することが大切です。
注目することで、無意識に使っていた言葉が意識化されます。
ネガティブな言葉を使っていたことに気づくかもしれません。
もし気づいても「ネガティブな言葉だからダメだ」というように否定するのではなく、一旦認めましょう。
今の自分の状態を認めることで、これから変化させる準備が整います。
②自分を信頼する言葉に変える
変えたいなと感じる言葉が見つかったら、その言葉を変えてみましょう。
ポジティブな言葉や好きな言葉にしてみましょう。
いくつか例をあげてみます。
- 「ダメだな」→「大丈夫」
- 「△△は嫌い」→「〇〇は好き」
- 「疲れた」→「頑張った」
- 「すみません」→「ありがとう」
ポイントは、自分を信頼する言葉に変えることです。
変えたいと思う言葉の数が多い場合は、全部まとめてやるのではなく、変えやすい言葉から始めていきましょう。
③意識を繰り返して習慣化する
どのような言葉に変えるのか決まったら、意識して繰り返し使っていきましょう。
人に親切にしてもらったとき「すみません」と言いそうになるのを変えて「ありがとう」と言ってみましょう。
この状態を繰り返すことで、今度は無意識に「ありがとう」といえる自分になっていきます。
無意識に言えるようになるまで続けていきましょう。
ポジティブな言葉を使う習慣が身に付き、それが当たり前の状態になると、まわりの環境が変わります。
使う言葉を変えるだけで、この先積み上げられていく人生が変わってしまうのです。
ぜひ、楽しみながら挑戦してみてください。
私自身も自分の使う言葉に意識を向けて、これからも言葉の力を実感していきたいと思います。
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