- 毎日が大変です。辛いことばかりに目がいきます。
- 楽に生きるにはどうしたら良いですか?
私たちには、それぞれこだわりがあります。しかし、自分らしさを見失っていると、こだわりが執着になってしまいます。
その執着が何かを理解し手放すことで、楽に自分らしく生きることができます。
執着を手放すことについて深掘りしていきます。
- こだわりと執着を見分ける
- 執着を手放す方法
- 勇気を持って自分らしく生きる
をお伝えします。
【手放す】楽に生きるために勇気を持って手放す【自分らしく生きる】
だれもが自分にしかない個性を持っています。
その個性には、
- 自分らしさ
- こだわり
- 長所や短所
- 特徴
- 表現
など、さまざまな要素が含まれています。
しかし、自分の個性が活かしきれていないと、固定観念や執着が生まれます。
その状態で過ごすと、毎日が辛くなったり、見えないプレッシャーとなって生きにくくなったりするでしょう。
そんな状態から抜け出すことについてお話しします。
こだわりと執着を見分ける
自分のこだわりは大切な個性です。
しかし、まわりが見えず、こだわりだけに焦点を当ててしまうと、固定観念になってしまいます。
また、執着が生まれて、自分で自分を苦しめることになります。
自分らしいこだわりを残して、執着だけを手放せるように、まずは、こだわりと執着を見極めていきましょう。
こだわりと執着の違い
こだわりは、自分の個性が活かされています。
そして、そのこだわりのことが大好きな状態です。
こだわることで、自分の個性が発揮され、楽しくなります。
エネルギーで表現すると、軽くてスッとするような感覚です。
執着は、個性に関係なく、ある物事に強く心がひかれている状態です。
そして、まわりが見えなくなるほど、思い込んでいる様子です。
執着することで、自分らしさが失われます。
エネルギーで表現すると、重くてまとわり付くような感覚です。
このように、表面的には似ていても、文章にしたり、エネルギーで感じたりすると、大きな違いがわかります。
自分の中にある想いが、こだわりなのか執着なのかを感じてみましょう。
流れに乗っているときと逆らっているとき
何事もスムーズにいくように流れに乗っているとき、執着は現れません。
流れに乗っているということは、軽いエネルギーが流れている証拠です。
しかし、何かに反発し、強い感情を伴うような出来事に対面しているとき、執着は現れます。
流れに逆らい続けていると、エネルギーが重くなり、こだわりではなく執着が生まれやすくなるのです。
今、流れに乗っているのか、それとも逆らっているのかを感じると、こだわりと執着が見分けやすくなるでしょう。
自分の流れを感じて内観する
今の自分のエネルギーを感じてみましょう。そして、どんな流れに乗っているのかも感じてみましょう。
次のような感覚に注目すると、内観しやすくなります。
- 体の軽さ
- 気分の軽さ
- 気持ちの透明度
自分がどれくらいクリアなのかを意識してみましょう。
「体が軽い、気分が軽い、気持ちも透き通っている」このように感じるときは、大丈夫です。
「体が重い、気分が重い、気持ちが濁っている」このように感じるときは、こだわりではなく執着の可能性が高いでしょう。
内観することで、こだわりなのか執着なのかを見極めることができるのです。
こちらの記事では、自分のエネルギーを知る方法について解説しています。
執着を手放す方法
執着を手放すには、段階があります。
- 執着を認めて理解する
- 執着の観念を表面化させる
- 自分らしさを感じて今を生きる
また、執着の大きさによって、手放すタイミングや手放しやすさに影響が出ます。
しかし、一度手放すことができると、一気に自分の流れに変化します。
手放した瞬間、感じたことのないような安心感を得たり、自分の中がクリアになり、スッキリした感覚が味わえたりするでしょう。
そして、自分本来のエネルギーが流れ出し、循環するようになります。
①執着を認めて理解する
まずは、執着を持っている事実を認めるところから始まります。
自分の中がモヤモヤしていたり、何かスッキリしない状態だったりするとき、何かに執着している可能性があります。
執着を認めないことには、執着の正体はわかりません。認めることで理解が深まり、手放す準備ができるのです。
執着が大きいとなかなか認められないことがあります。
意味もなくこだわり過ぎていたり、自分らしくないことに強くひかれ過ぎていたりすると、執着の全体像が把握できません。
- 自分を客観的によく観察すること
- 冷静になる自分を持つこと
このような意識によって、全体像がわかるようになるでしょう。
②執着の観念を表面化させる
次に執着の観念を表面化させます。
表面化とは、言葉に出したり、文章にしたりすることです。なかなか表面化しにくいかもしれませんが、素直に出してみることが大切です。
- お金に執着があって、お金が無くなることを恐れている
- 恋人に執着していて、依存する自分がいる
- 子供に執着していて、自分のやるべきことや大切な仕事を見失っている
- 物に執着があり、物がないと不安になる
このように視覚化してみましょう。
表面に現れてくると、手放しやすくなります。
③自分らしさを感じて今を生きる
手放すとき、力ずくでやろうとしたり、無理に忘れようとしたりするのはやめましょう。
自然と消えていくのが理想です。表面化できていれば、自然と消えていく準備はできています。
- 目の前のことに集中する
- 今という時間を大切にする
- 今を生きる意識を持つ
このように「今」に意識を向けて生きることがポイントです。
気持ちが楽になっていくと、執着は自然となくなっていきます。
目の前のことに集中できていると、のちに執着が手放せたかどうかの判断ができるでしょう。
意識を向ける方向を「今」にすることで、自分らしさを取り戻すことができるのです。
こちらの記事では、今を生きて新しい自分になることについて書いています。
勇気を持って自分らしく生きる
勇気は、自分の本音の中から出すことができます。本音がわかっていると、そこからどう行動したいかが明確になるでしょう。
行動に移すとき、勇気が必要になります。
本心で動こうという想いによって勇気が湧いてくるでしょう。
勇気を表現すると、自分らしいエネルギーが出ます。
最初の一歩に一番勇気がいるので、その一歩さえ踏み出すことができれば、その後の行動は楽になるでしょう。
自分の流れに乗せてしまえば、自分らしく生きることの迷いも消えていきます。
手放す勇気が新しい自分を生み出す
手放す勇気によって「新たな自分を生きる」という強い意志が生まれます。
その意志は、あなたの行動にさらに勇気を与えるでしょう。
これからの自分をどう生きたいかという意識で、新しい自分との出逢いが加速するのです。
手放すことは、これからの人生にとって大切な行動になります。
まずは、執着を見極めることから始めていきましょう。
少しずつでいいので、
「昨日よりも今日の自分」
「今日の自分よりも明日の自分」
というように1つずつ進んでいくことが大切です。
意志を表現する勇気が自分の生き方を決める
意志を表現すると、自分の個性が輝きます。
執着を手放す勇気も自分を表現する勇気も、個性の輝きにつながるのです。
本音や本心から生まれる自分の気持ちを大切にしましょう。
あなたの本音は、執着を見極めることができます。
あなたの本心は、自分の意志を表現しようという勇気を持っています。
自分の気持ちを感じることで生き方が決まるのです。
あなたの個性は、これからの勇気ある生き方によって、益々輝いていくでしょう。
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このような状態で過ごしていると、自分らしさがわからなくなります。
力を抜いて、もっと楽に生きるためには、何かを手放す必要があるでしょう。