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落ち込んだときどうしたら良いですか?
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ネガティブにならない方法を教えてください。
このような質問にお答えします。
何かに失敗したとき、どうしようもできないことに直面したとき、不安や悩みがあるときなど、だれもがネガティブを経験したことがあると思います。
自分らしさの土台を作ることで、どんな問題も乗り越えることができます。
- 自分の思考を変える
- ネガティブとの付き合い方
- 自分らしさを追究して土台を作る
をお伝えします。
【思考を変える】ネガティブとの付き合い方【自分らしさを作る】
自分の土台を作ることによって、落ち込むことが少なくなったり、ネガティブよりもポジティブに反応することが増えたりするようになります。
土台となる「自分らしさ」については後ほど解説します。
まずは、思考についてです。今の思考の状態を把握することによって、ネガティブになる原因がわかるでしょう。
自分の思考を変える
私たちは、1日に6万〜7万回思考しているといわれています。そして、ネガティブな思考が、全体の8割を占めている場合もあるようです。
そんな思考を客観的に見ることができれば、今の自分の状態がよくわかるでしょう。
自分の思考を確認する習慣を付けることで、思考を変えることができるのです。
自分の思考を確認する
思考は、ほとんどの場合が無意識です。
「今日の晩御飯は何にしようかな、について今から考えます」と意識して考え始めることはあまりありません。
ふと今日の晩御飯は何にしようかな、というように思考は始まります。
自分がどんな思考をしているのかを確認してみましょう。
- 「今、晩御飯について考えているな」
- 「今、楽しいことを考えているな」
- 「今、不安なことを考えているな」
というように思考を観察することで、今の思考について知ることができます。
思考が確認できれば、今の自分が「ポジティブな状態なのか、ネガティブな状態なのか」が一瞬でわかります。
マイナス思考 or プラス思考
私たちは、コインの裏か表かと同じように、マイナス思考かプラス思考かのどちらかの状態にいつもいます。
ワクワクすることを考えていた場合、プラス思考です。
心配事を考えていた場合、マイナス思考です。
マイナスでもプラスでもない0のような状態があるとすれば、プラスと捉えてみましょう。
- 「頭の中がクリアでスッキリしている」
- 「フラットな状態で何も考えていない」
このようなとき、心も思考も穏やかです。
こんな状態のときは、自分らしいな(プラス)と感じて過ごしましょう。
余計な思考を手放す
自分らしい状態が、あなたにとって大切な時間です。ですので、マイナス思考になっているときや、自分らしくないなという思考に気づいたら、その思考を手放しましょう。
「この思考はダメだ」と否定的になったり、「この思考を何とか変えよう」と反発したりするのではなく、見放すのです。
思考は電車に似ています。あなた自身は駅のホームです。
マイナス思考という電車がやってきたとき、あなたはその電車に乗るのではなく、見送ります。
すると、マイナス思考の電車はホームを通過します。
このように、自分らしくない電車には乗らないようにするのです。
この感覚が掴めるようになると、余計な思考を手放すことができるでしょう。
今目の前のことに集中する
思考も大切ですが、今目の前にあることに集中すると、自分らしく生きることができます。
そして、ワクワクを行動しているときや表現しているとき、マイナス思考になることはほとんどありません。
思考は体を動かさずにじっとしているときほど活発に働きます。
瞑想するときは別ですが、何かに集中しているときや行動しているときには、ネガティブを考えるスペースができにくいのです。
ぜひ、思考を観察し、余計なものは手放し、今のワクワクに集中してみてください。
ネガティブとの付き合い方
ネガティブを悪いものというように決めつけないようにしましょう。
私はよくネガティブやマイナス思考は悪だと思って過ごしていました。
すると、自分のことが受け入れられなくなったり、嫌いになったりしたのです。
ですので、どんな思考も認めて、自分らしい思考を選択することがポイントになります。
ネガティブを否定しない
ネガティブな自分を否定しないようにしましょう。
マイナス思考の電車に乗るのではなく、今の自分を認めてありのままを受け入れることです。
すると、あなたはマイナスから0の状態に戻る流れを作ることができます。そして、ワクワクに反応する余裕が生まれます。
しかし、ネガティブやマイナスを否定し続けると、悪循環になるのです。マイナス思考の電車に乗り続けることになります。
自分らしい電車とプラス思考の電車にだけ乗るように、自分を観察してみましょう。
自分を受け入れられる力を育てる
自分を受け入れられる力によって、自己肯定感や自分への信頼を高めることができます。
受け入れられる力を育てる方法は一つです。
どんな自分も受け入れること
「ポジティブな自分は受け入れて、ネガティブな自分は受け入れない」ではなく、どんな状況の自分であっても一旦受け入れるという姿勢によって育まれます。
自分の器を大きくすることにもつながります。
最初は練習する気持ちでいいので、何か嫌な出来事があっても「受け入れる」を意識し、できる事からやってみましょう。
発想の転換をする
ネガティブやマイナスの自分を受け入れられたとき、その状態を変えることができます。
発想の転換によって思考を変えるのです。思考を否定するのではなく転換します。
混んでいる電車で足を踏まれたとします。
- 「痛いなぁ」
- 「邪魔だな」
という思考が働きました。その思考を変えてみます。
- 「電車の中で足を踏まれた人の気持ちを知ることができた」
- 「自分も他人の足を踏まないように気をつけよう」
このように転換することができます。
次の例です。
婚約していた彼(彼女)にフラれたとします。
- 「最悪だ」
- 「もう終わりだ、生きていけない」
という思考が働きました。発想の転換をします。
- 「この人よりももっと素敵な人に出逢えるサインだ」
- 「もっと幸せを感じることができる人と結婚する未来が待っている」
となります。
このように、どんな状況でも発想の転換をすることができ、ポジティブに捉えることができるのです。
自分らしさを追究して土台を作る
自分の土台がしっかりしていると、ポジティブな状態や自分らしい状態でいられる時間が長くなります。
私たちは人間なので、生きている時間ずっとプラス思考でずっと自分らしくいることは難しいでしょう。
しかし、土台があることによって、自分らしくないなと気づいたり、ポジティブに戻したりすることができるのです。
自分との信頼関係を築く
まずは、自分との信頼関係を築くことが大切です。
信頼関係を築くコツは、先ほどお話しした自分を受け入れる力を高めることです。
- どんな自分も認めること
- 受け入れること
- 自分を好きになること
- 素直な気持ちを行動に移すこと
これらを続けることで、自分との信頼関係を築くことができます。
自分の軸を持つ
自分軸を持つことで、ブレない自分を作ることができます。
- 信念
- 信じている言葉
- 座右の銘
- モットー
と言い換えることができるでしょう。
私の自分軸は「全ての出来事は自分にとって完璧なタイミングで起きている」です。
この自分軸のおかげで、たくさんのことを乗り越えてきました。何度も助けられ、自分を信じることができました。
自分の軸を明確にして毎日過ごしてみましょう。すでに自分軸をお持ちの方も軸の恩恵を振り返ってみてください。
自信のあるコンテンツを知る
自信のあるコンテンツを持つことで、土台が揺るがないようになります。
コンテンツとは、
- 得意なこと
- 好きなこと
- 自信があること
- スキルや技術 など
何でも大丈夫です。
私の場合は、
「瞑路(めいろ)、伝えること、リーディング」です。
何か一つでも自信のあるコンテンツを持つことで、自分らしさを表現できる機会が増えるでしょう。そして、自分の個性を輝かせて生きていく人生につながるのです。
私自身、一歩ずつ進んできました。思考を変え、ネガティブとの付き合い方を研究して土台を作ってきました。
毎日の小さな積み重ねによって、土台は作られていきます。土台ができた今でも、さらにぶれない自分を作り、個性を輝かせていこうと思います。
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私自身、たくさん落ち込むこともネガティブになることもありました。
その中で、ネガティブとのつき合い方がわかってきました。そして、落ち込むことがほとんどなくなりました。