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子供の才能を見つけて伸ばしてあげたい
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才能や能力が見つからない…
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伸ばし方がわからない…
このような悩みをよく聞きます。また、子供の才能や能力についてあきらめている人がいます。
だれもが才能や能力を持っています。そして、その個性を見つけたり伸ばしたりすることができます。
また、教育とは、共に成長することを意味しています。教え育てるだけでなく、教えられ育てられるという意味も含まれているのです。
- 子供の才能や能力とは?
- 共に成長するために生きている
- 隠れた才能の発見と能力を伸ばす方法
をお伝えします。
【子供の才能を見つける】隠れた才能を見つけて能力を伸ばす方法
子供だけでなく、自分自身の才能や能力についても見つめ直す良い機会になると思います。
子供は、親の姿をよく見ています。ですので、親の後ろ姿がきっかけとなり、子供の才能や能力の発見につながったりするのです。
子供の才能や能力とは?
才能や能力とはどういうものなのでしょうか?
本質的な意味を理解して発見につなげていきましょう。
才能とは?
- 物事を巧みになしうる生まれつきの能力。
- 人には無い特別に高い能力のこと。
- 素質や訓練によって発揮される、物事をなしとげる力。
調べるとこのような言葉が出てきます。
私の考えは、才能はだれもが持っていて、生まれつきでなくとも自分を表現する中で気づいたり発見できたりするものだと捉えています。
そして、
最大の才能は、「その人にとって好きなこと」から生まれます。
情熱や好きという感情から行動に移り、自分を表現する中で生まれるものなのです。
能力とは?
- 物事をなしとげることのできる力。
- 一定の事柄について必要とされ、または適当とされる資格。
- 動作や作業などの身体的、精神的行為を行うのに必要な力。
調べるとこのような言葉が出てきます。
才能と似ていますが、能力は比較的広い意味で使われ、才能も能力の中に入っている印象です。
私の考えは、才能の中に能力が入っている感覚は一緒ですが、能力は才能を発揮する中でさまざまなことに活かす力という捉え方をしています。
歌をうたうことが好きで、その中でも民謡が特に好きな人がいるとします。
この好きという気持ちを追究することで、その人にしかない歌の才能があらわれます。
歌の才能を活かして、
- 作詞作曲をする
- 人の前で歌う
- 人に歌を教える
- 民謡を広める活動をする など
才能から派生される力や行動力のことを能力というように考えています。
全部まとめて個性になる
才能や能力は、まとめると個性という表現がしっくりきます。
良いも悪いもなく、全部を含めることによって唯一無二の個性となります。見方を変えると、個性を知ったり深めたりすることで、その人にしかない才能や能力が発見されるということです。
生まれつきわかる才能を持っている人が特別なのではありません。
すべての人が個性を持っていて特別な存在なのです。
ですので、子供の個性を知る、深める、表現するといった中で才能が見つかり、さまざまな能力へとつながっていくのです。
子供の個性(才能・能力)だけでなく、自分自身の個性にも注目してみてください。
自分の個性がよくわかっている人は、子供の個性を発見したり引き出したりしやすくなるでしょう。
なぜなら、自分の個性を知ったり発揮したりをやってきている分、そのコツがわかっているからです。
共に成長するために生きている
私たちは、親のために生きているわけでもなく、子供のために生きているわけでもありません。自分のために生きています。
なぜなら、自分の人生しか歩むことができないからです。
言い換えると、
自分らしい人生を生きることで、親のためにも子供のためにもなります。
もし、自分の人生は子供の次でいいと考える場合、その考えは捨てましょう。
一番の教育は、親の後ろ姿を子供に見せることです。
ですので、まずは自分を見つめることが大切です。
自分を見つめることが、子供の才能や能力の発見につながります。
自分の成長は子供の成長につながる
- 自分の成長についてどれくらい考えていますか?
- 子供の成長ばかり意識を向けていませんか?
自分自身の成長は、子供の成長につながります。なぜなら、自分が成長することによって、子供を見るときの視点や触れ合い方が変わるからです。
自分の成長が実感できることで、まわりの人や環境に変化が出てくるでしょう。
その変化によって、子供との接し方や伝えることが変わるのです。
子供に「勉強しなさい」「しっかりしなさい」「〇〇をやめなさい」などと声をかけている場合、
子供に言う前に自分自身に言ってみましょう。
自分自身がちゃんとやっていれば、子供は必ず理解を示してくれます。
子供から学ぶさまざまなこと
子供から学ぶことがたくさんあります。
- 純粋に物事を見る力
- 感情を味わうこと
- 体で表現する大切さ
- 好きなことへ向ける情熱
などさまざまなことがあるでしょう。
このように、大人になって忘れていることを思い出させてくれます。
見方を変えると、
自分が子供のときに大切にしていたことや感じていたことを思い出し、今に活かすことが重要なのかもしれません。
私たちの社会は大人だけでなく、子供によっても支えられています。ですので、子供から学び、仕事や日々の生活に役立てることがたくさんあるのです。
親子の愛と絆を深める
最初にお伝えしましたが、
教育とは、共に成長することであり、教え育てるだけでなく、教えられ育てられるという意味が含まれています。
共に個性を発揮するためにお互いを理解して生きていくと、親子の愛や絆が生まれます。一方的だとその絆は弱くなるでしょう。
親は子を尊重し、子は親を尊重する関係の中で、共に成長することが大切なのだと感じています。
親子だけでなく、家族や学校、仕事場や周りの地域という環境に対しても同じことがいえます。
ですので、まずは一番身近な自分自身との関係、そして親子や家族との関係を振り返りましょう。
お互いにどんな姿を見せているのか振り返ることで、親子の愛や絆が深まるきっかけになるでしょう。
隠れた才能の発見と能力を伸ばす方法
隠れた才能を引き出し、能力を伸ばすために、流れとなるポイントが4つあります。
それは、
- 子供の興味関心を知る
- 興味関心を深める
- 体験する機会をつくる
- 表現することを楽しむ
です。
①子供の興味関心を知る
子供の興味関心の中に才能は隠れています。
- 本人が好きなこと
- 興味があること
- 知りたがっていること
- 気になっていること
- やりたいこと
- 自然と行動すること
- 得意なこと(苦手なこと) など
これらの中に才能につながるヒントがあるでしょう。
生まれてきてから今までの中で、上記の項目に何が当てはまるのか探っていきましょう。
年齢にもよるかもしれませんが、
子供と共に自分自身も一緒になって取り組むことをオススメします。
子供の視点から親の興味関心について見てもらうことで、自分の新たな個性の発見にもつながるでしょう。
②興味関心を深める
①で見つかった興味関心の中から優先順位をつけ、一番気になるものから深めていくと良いでしょう。
深め方はさまざまです。
「どんな動物なのか」
「どんなところに関心があるのか」
「なぜ関心があるのか」
など動物について深掘りしていきましょう。
こだわるポイントや興味の湧く部分が狭くなっても構いません。
狭いからこそ、本人にしかない才能が発見しやすくなるかもしれないのです。
③体験する機会をつくる
興味関心が深まり、こだわりの部分が見えてきたら、どんな体験をすればもっと楽しめるのかを考えましょう。
「動物園や水族館に行く」
「ペットと触れ合う」
「図鑑や動画を通して学ぶ」
「動物の絵やイラストを描く」
など幅広い視点でアイデアを出してみましょう。
すると、動物以外の興味関心とマッチして、新たな才能の発見ができることもあります。
④表現することを楽しむ
最後に、表現を楽しむことが大切です。
興味関心から生まれたものを表現することで、さらに才能の発見や能力を伸ばすことにつながります。
動物に関するさまざまな体験をしたことで、自分で表現したいと思うことが出てくるでしょう。
「動物の写真を撮って飾る」
「動物の絵本を描く」
「動物から学んだことを日記にする」
「動物との思い出を動画に残す」
「野生の動物に会いにいく」
などです。
このように体を使って自分の納得いくものを作ったり表現したりすることで、才能や能力がどんどん拓けてきます。そうなると、自然と子供の進むべき道も見えてくるでしょう。
自立する力が育ち、自分で自分のことに責任が持てるようになります。
①から④を繰り返し行い、その子にしかない特別な能力を磨いていきましょう。
才能や能力が見つかって終わりではありません。
私自身、これからもここでお伝えした方法を繰り返し行なっていきます。
繰り返すことで、さらに個性が磨かれ稀有なものになっていくでしょう。
才能や能力の発揮は、苦手なことへの挑戦につながります
自分のやりたいことが心地よく表現できるようになると、自分の将来について深く考えるようになり、勉強で苦手だった科目に対する意識も変わってくるでしょう。
このように、個性をどんどん発揮することによって、今抱えている問題の解決にもつながるのです。
ぜひ、親子や家族みんなで、才能や能力について語り合い、個性を輝かせる時間を作ってみてください。
きっと今後の人生がさらに楽しいものになっていくでしょう。
「子供の個性を伸ばす」をテーマに、
教育や勉強についての記事を書いています。
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