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子供の想像力を鍛えたい
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子供の想像力を高める方法を知りたい
このような相談をよく受けます。

想像力は、鍛え方や高め方がわかれば簡単に伸びていくでしょう。そして、人に依存せずに自分で遊んだり、遊び方を工夫したりして取り組むことができるようになるでしょう。
何かを生み出す創造力によって自立できるようになります。
- おもちゃの遊び方について
- 自分で考えることで創造力が高まる
- 想像力を伸ばす方法(まとめ)
をお伝えします。
【考える力をつける】子供の想像力を伸ばす方法【子供の創造力】

子供の想像力を鍛えることで、自分で考える習慣が身に付くでしょう。
目指すところは、自分で創造する力を身に付け、自立することです。想像力だけでなく、創造力によって自分で生きる力が育まれていきます。
おもちゃの遊び方について
子供の年齢によって、おもちゃの種類も変わってくると思いますが、基本的には同じです。また、おもちゃでなくても大丈夫です。
- 地面に転がっている石
- 自然にある木
- 公園のすべり台 など
外で遊ぶときも共通していえることをお伝えします。
おもちゃの与え方
最初に大切なことは、おもちゃ(物)を与えたときにどんな反応をするかです。とても興味を示して夢中になることもあれば、すぐに飽きてしまうこともあるでしょう。
- 夢中になった場合
そのまま様子を見て、どんなことに夢中になっているのかを観察してみましょう。
夢中になる要素がわかれば、子供の才能や能力に気づいたり、引き出したりするきっかけになるでしょう。
- すぐに飽きてしまう場合
遊び方がわからなくて、飽きてしまった可能性があります。
そんなときは、遊び方や使い方を目の前で見せて、どんなことに興味を示すかを観察してみましょう。
興味を示すポイントがわかれば、子供の感受性を広げるヒントになるでしょう。
おもちゃ遊びの取り組み方
おもちゃ(もの)で遊ぶときに大切なことがあります。
それは、1つのおもちゃでどれだけの遊び方を見つけられるかです。
説明書に書いてある遊び方だけでなく、自分で色々な遊び方を試したり、発見したりすることが重要です。

興味の湧くポイントがわかっていれば、その興味を引き出す遊び方を目の前でやってみると良いでしょう。
遊び方を深めていき、子供の感覚の幅を広げること
飽きるときの見極め方
- 「1つのおもちゃを遊びつくした場合・他のおもちゃが気になる場合」
このようなときは、どんどん新しいものに変えて取り組んでいきましょう。
- 「おもちゃの遊び方や使い方がわからない場合・他のおもちゃが気になるというより、自分で考えるのをやめた場合」
このようなときは、1つのおもちゃから無限通りの遊び方があることを伝えましょう。
「深めること、想像すること、挑戦すること」を意識して取り組むと、子供の可能性が広がります。
おもちゃによって想像力を鍛える
おもちゃの開発者やメーカーが意図した遊びだけで終わりにするのではなく、さまざまな可能性を試して、子供の想像力や考える力を身に付けることが大切です。

想像力が豊かになればなるほど、子供の個性を発見したり、伸ばしたりする可能性が生まれます。
さまざまな経験をして、どんどん成長していきます。ですので「いかに自分で想像したか、自分で考えたか」という経験が財産になってくるのです。
- 熱中できること
- 夢中になれること
- 大好きなこと
- 本当にやりたいこと
このようなことが、自分で見つけられるになっていくでしょう。
自分で考えることで創造力が高まる

自分で考えることで、何かを生み出す力が身に付いていきます。

何かを生み出す力のことを創造力と呼んでいます。
創造力を高めることによって、自分で生きる力が育まれ、自立することにつながっていくのです。
考える力によってできるようになること
自分で考える力によって、さまざまなことができるようになります。
- 身の回りのことが自分でできるようになる
- 興味のあることを自分で追究する
- 自分で計画して勉強する
- 進路先や就職先など自分の意志で決断する
です。
このように、自分で考えて自分で答えを出すことができるようになります。
子供がこのような姿に成長していくことで、家族は大変助かります。子供の心配をしなくていいですし、無駄に手をかけることもしなくなるでしょう。
0から生み出す創造力
創造力は、
- 0から生み出す力
- 新しいことを創り出す力 です。
また創造力によって、一つの考えに縛られず、柔軟な考え方ができます。
柔軟な考え方は、生きる力につながります。
私たち人間は、生きていく中で、良いときもあれば悪いときもあります。経験を積み重ねて、乗り越えたり感動したりして成長し続けています。

言い換えると、
常に変化している存在です。
変化=成長
といっても良いでしょう。
柔軟な考え方によって、さまざまな変化に対応できます。
何か良くない出来事に遭遇しても、一つの捉え方だけでなく、複数の捉え方をするでしょう。
そして、乗り越えられるスピードもはやくなりますし、たくさんの気づきを得ることができます。
創造力によって自立する
子育ての1つのゴールについてお話しします。
子供の最終目標は「自立すること」
そして、親が子供から自立することです。
子育ては、保護者が一方的にするものではなく、子供と共に成長するものです。

このゴールのイメージを持って創造力を伸ばしていくことが大切だと感じています。
お互いの自立は、お互いをより良い関係にし、家族みんなが幸せになる秘訣だと思います。
お互いに依存して生きるのではなく、お互いに自立して生きること。
この関係性によって、それぞれの個性が最大限に発揮されるのです。個性を気持ちよく表現する生き方は、心の底から幸せを感じ、毎日が充実した時間になるでしょう。
それぞれの個性が輝いている姿をイメージして、子供の想像力を伸ばす方法を実践していきましょう。
想像力を伸ばす方法(まとめ)

ここまでをまとめて、想像力を伸ばす方法を明確にしてみましょう。流れとなるポイントは3つです。
- 遊びの取り組み方
- 想像力から考える力を育む
- 自立を目指す
①遊びの取り組み方
家で遊ぶときも外で遊ぶときも、遊び方を工夫して取り組みましょう。
1つのおもちゃや遊びから、たくさんの遊び方を見つけること
複数のおもちゃを組み合わせて遊んだり、子供自身で新しい遊びをつくったりして、毎日飽きない取り組みを心がけていきましょう。
②想像力から考える力を育む
想像力が豊かになってくると、自分で考える力が高まります。遊びだけでなく、日常の中でも自分で考える時間が増えていきます。
自分で考えて自分で答えを出すこと
何でもかんでも周りから答えを導いてあげるのは、よくありません。とにかく失敗も含めて、たくさんの経験を積み上げることが大切です。

私は、失敗する経験が多ければ多いほど良いと思っています。
なぜなら、それだけたくさんのことに挑戦し、行動した結果だからです。
挑戦と行動によって人生が豊かになります。
③自立を目指す
自立して、子供の個性が発揮されているイメージをしてみましょう。イメージを持つことで、子供は伸び伸びと育っていくでしょう。
お互いが自立すること
子供の自立は、親の自立(子離れ)を助けてくれます。親の自立(個性を発揮した生き方)は、子供の自立をサポートします。
お互いの自立によって、より良い家族関係になり、一人ひとりが豊かな人生を歩むことができるでしょう。
私自身も生徒から毎日学んで、自分の人生をさらに輝かせていきます。
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私は子供の頃、よく一人でレゴや人形を使って遊んでいました。
そのおかげで想像力が身に付き、絵や本の執筆に活かされていると実感しています。
そして、家族の考え方や育て方に感謝しています。