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便利な世の中なのに息苦しく感じます。
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豊かな時代だと言われているのに幸せを感じません。
このような問題にお答えします。
私たちは、大きな時代の変化に対応しきれていないのかもしれません。
その原因はさまざまですが、本当の豊かさを理解できていないのが大きな原因となっているでしょう。
またその中で、本質の変化が見られない教育により、世の中にある幸せの基準もあいまいになっているのです。
- 所有する時代とは?
- 共有する時代とは?
- 本当の豊かさを知って生きる方法
をお伝えします。
【本当の豊かさとは?】所有する時代から共有する時代へ【令和】
たった10年の中でスマホやSNSが普及し、お金の稼ぎ方も大きく変わってきました。
大企業に勤めているから安心安定という時代でもなくなり、大手企業のリストラも始まっています。
また、一般の個人が企業をはるかに超えるような売上を出す時代にもなってきました。
昔と今を比べて、これからの時代について考えていきましょう。
所有する時代とは?
所有する時代は、年号でいうと平成の途中までがそうだったと感じています。
所有する時代とは、人、物、お金など、何でも自分が所有するという考えの中で流れていた時代のことです。
日本は約120年前から70年前まで、
- 日清戦争
- 日露戦争
- 日中戦争
- 太平洋戦争 など
約50年の間にさまざまな戦争を経験してきました。その中で「生きること」に必死な時代を過ごしてきたのです。
戦後の日本の考え方
戦争中も戦後も生きることに精一杯な時代でした。
私の地元は田舎なので、空襲はほとんどありませんでしたが、ひもじい思いをして生きていた話を祖父母からよく聞いていました。
食べ物はイモくらいしかなく、生きていくのがやっとの時代だったのです。
食べ物、道具(物全般)、お金を所有して家族を守り、1日1日を生きていくという考え方が強く根付くことになりました。
所有による生き方
所有による生き方は、時代を反映しています。
戦後の日本は高度経済成長を迎え、物を作れば作るほど生活が豊かになる時代でした。
便利になればなるほど世の中が満たされ、日本人の力によって国が変わっていくことで、心も満たされる時代だったのかもしれません。
所有することで生きることへの不安が解消され、命を守ることができたのです。
バブル崩壊後も所有の意識は強く、今でもその流れの中で生きている人が多いでしょう。
平成で起きた時代の変化
平成では、時代の流れが変わるようなことがたくさん起きたと感じています。
便利な世の中になり、物が当たり前のようにある時代に生まれた人が増えてきました。
安心して食べることも寝ることもできる時代に変わっていったのです。
所有によって本当に幸せになる人はどれだけいるでしょうか?
物に満たされていても心が満たされていない人が増え、精神に関わるさまざまな病気が出てきました。
所有すればするほど豊かになり、幸せを感じるという時代は過ぎたのです。
共有する時代とは?
令和になり、日本はさらに新しい時代へ突入しました。所有ではなく共有の時代になったのです。
現在では、インターネットも当たり前になり、世界中の人たちと簡単につながることができます。
そして、
- シェアハウス
- カーシェアリング
- コワーキングスペース
- クラウドファンディング など
共有の考えが世の中に広まってきました。しかし、日本は世界に比べて遅れている部分もたくさんあります。
暗号通貨は、余計な手数料や無駄な時間を省くことができ、さらに現金やカードを所有しなくてもいいという画期的なものでした。
島国の日本にとっては、陸続きの海外の国と比べてメリットが感じられず、受け入れている人も少ないのかもしれません。
しかし、世界を見渡すと、大企業が暗号通貨を取り入れ、それによって喜んでいる人がたくさんいるのも事実です。
これからの時代の考え方
これからの時代は、心の豊かさが大切な時代です。
昔も今も心の豊かさは大切だったのですが、その表現の仕方が変わったのです。
「自分を愛することで個性を最大限に発揮し、周りの人に喜んでもらう」
心も物もすべてを豊かにする考え方です。
本当の幸せを感じて生きていくには、まず自分を愛することから始まります。
物が便利になって物の豊かさが増えても、自分で自分の心を満たさない限り、幸せを感じることはできないでしょう。
共有による生き方
「共有」という言葉を言い換えると「エネルギーの循環」と言えるでしょう。
- 自分から放つエネルギー
- 自分から発信するエネルギー
- 自分から行動するエネルギー
これらが回り回って、自分の元へと戻ってきます。
それは、
心地よさであったり、お金であったり、物であったり、すべてにおいてです。
共有の時代だからこそ、エネルギーがより循環するようになりました。
自分が持っている個性をどれだけ周りに表現できるかが鍵になるのです。
豊かさの本質
豊かさの本質は、すでに自分は豊かだと感じる心の中にあります。
私たち一人ひとりは、唯一無二の個性を持ち、自分にしかない才能や能力、そして表現を持っています。
その自分らしさを知って、受け入れ、世界にアウトプットすることで、自分だけでなくまわりの人までも豊かにすることができるでしょう。
これからは、心の豊かさを感じ、一人ひとりが持っている素晴らしい個性を分かち合う時代なのです。
本当の豊かさを知って生きる方法
本当の豊かさを知るためには、すでに自分が満たされている事実に気づくことです。
当たり前の中に幸せがあったり、自分を活かすためのヒントが隠されていたりします。
物がたくさんあることによって、自分を見失うことがたくさんあるでしょう。だからこそ、自分の内側に目を向け、自分らしさに注目することが大切なのです。
自分らしさがわかれば、すでに満たされていることに気づくでしょう。
流れとなるポイントは3つです。
- 自分を最大限に活かす
- 共有の中で人に喜んでもらう
- 人、物、お金の順に循環する
①自分を最大限に活かす
自分の個性を最大限に活かすことに集中しましょう。
- 個性を知ること
- 個性を深めること
- 個性を表現すること
この3つによって個性を最大限に活かすことができます。
これまでに「個性が輝く宇宙のしくみ」を通してお伝えしてきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
②共有の中で人に喜んでもらう
自分の個性をどのように共有するのかがポイントです。
今は、ブログやSNS、YouTubeなど共有できる手段がたくさんあります。
自分らしい手段を選び発信することで、世界中の人に自分のエネルギーを届けることができるでしょう。
共有できる手段を使わなくても、身近な人に発信する方法はたくさんあります。
- 地域の人に向けてチラシや小冊子を作る
- お茶会やお話し会をする
- セミナーを開く など
できることから行動すると良いでしょう。
③人、物、お金の順に循環する
個性を表現し、行動すればするほどエネルギーは循環します。
口コミで広がったり、物やサービスが広がったり、お金が循環して経済が広がったりと、さまざまな形で広がり、やがて自分のもとへ戻ってくるでしょう。
- 喜びの声
- 感動体験
- 人とのご縁
- 物やお金
というように受け取るエネルギーも変化して戻ってきます。
「またタイミングが来たら動こう」「キリの良い時期に始めよう」このように考えている人もいるかもしれません。
しかし、気づいた瞬間が行動に移す最大のチャンスです。
令和は始まったばかりです。絶好のチャンスだと思います。
ぜひ、この機会に一歩踏み出してみてください。
私自身も常にチャレンジして豊かさを循環させていきます。共に豊かさを味わって生きる社会を創り上げていきましょう。
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