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なぜ人は争うのですか?
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世界が平和になるために必要なことを知りたいです。
このような質問にお答えします。
世界の危機は、今までに何度も訪れています。そして今も、何が起きるのかわからない状況の中で生きている人がたくさんいます。
現代の日本は、敗戦から約74年が経ち、命を奪い合うような戦争はありませんが、いまだに国同士や民族同士の関係など、人との争いは絶えません。
なぜ争いが終わらないのかについて考えていこうと思います。
- 世界の危機は個人の危機の集合によって生まれる
- 争いの原因は一人ひとりの内面にある
- 個人の内面的平和が世界を救う
をお伝えします。
【争いの原因は何か?】内面的平和によって世界は変わる【世界平和】
人間の歴史は、地球や宇宙の歴史と比べると短いですが、人間の一生から考えると、とても長くなります。
今から5千年〜1万年前にも人間は存在していたでしょう。現在にいたるまでに、人間にとって都合の良い物や環境はどんどん進化しています。
しかし、人間の内面的成長はどれほどあったのかは疑問です。
世界の危機は個人の危機の集合によって生まれる
外面的な進歩はあっても内面的な進歩がないのが原因で、世界の危機が何回もあったのではないでしょうか。
世界の危機は、私たち個人の危機から生まれています。
一人ひとりの心の危機が広がり、それがやがて世界規模の問題に発展しているのです。
世界の意識と個人の意識のつながり
2019年5月現在、世界には196の国があります。国の中に地域があり、その地域の中に家族がいます。どの国の形を見てもほとんどがこのような構成になっています。
そして、一人ひとりの意識が集まって「家族の意識、地域の意識、国の意識、世界の意識」というように広がっているのです。
世界の意識は、個人の意識を反映していますし、個人の意識は世界の意識と似ているでしょう。
世界が不景気なら、個人レベルでも不景気の意識が強くなります。
個人の意識が不安であれば、世界も不安定になる場合が多いのです。
このように、世界の意識と個人の意識は、目に見えないようで深いつながりがあるのです。
人のエネルギーの集合が世界に影響する
人はエネルギーを循環させています。
そのエネルギーは、意識や行動など、人が生活する上ですべてに関わっています。そして、意識だけでなく物やお金など、さまざまな物質が世界を循環しています。
私たち一人ひとりのエネルギーが集まったり、流れたりして、常に世界と個人に影響を与えているのです。
日本人一人ひとりが持っているお金のエネルギーが集合して「日本のお金」として成り立っています。
そのお金を他の国々に循環させることで、世界規模でお金の影響が広がります。
このように、お金だけでなく、すべてのエネルギーが影響し合って世界が成り立っているのです。
個人や世界が目指していることは何か?
個人の集まりが国になり、国の集まりによって世界全体ができています。
その世界全体では、何を目指しているのでしょうか?
また、個人レベルでは何を目指しているのでしょうか?
私は、世界全体が「世界平和」を目指していることを願っています。
そして「自分自身のさらなる幸せ」と「まわりのさらなる幸せ」を目指しています。
この連鎖によって「世界平和」につながると信じています。
私と同じような考えの人は、世界にたくさんいると思います。
個人の意識が世界の意識に影響するので、もっともっとたくさんの人が「自分自身の豊かさと幸せ」を追究し、実現していくことを心から願っています。
争いの原因は一人ひとりの内面にある
だれもが本質的な部分で、世界の平和を望んでいるでしょう。
おそらく、外面的な相互関係の中で、秩序や平和を求めている人が多いのではないでしょうか。
- 政治
- 宗教
- 経済
などです。
一般的に、このような社会的な形での平和を望んでいるように感じます。
外側の世界に平和を求め、そこから何らかの幸せを見つけようとしているのです。
しかし、この状態では根本的に平和は訪れないでしょう。
なぜなら、一人ひとりの内面的な秩序、内側の平和をおろそかにしているからです。
内面の不安定によって起こること
個人の内面が不安定な限り、国や世界の中で争いがなくなることはありません。
個人の内側の世界が乱れ、平穏でないと、私たちは心から幸せを感じたり、平和な心を持ったりすることはできません。
一人ひとりの心の豊かさがないことで、外部に目がいき、外側の世界に不平不満を持ったり、攻撃的になったりするのです。
その連鎖によって争いが起き、世界の完全な平穏からは遠ざかるのです。
個人の危機が世界の危機を招く
自分の内面的平和がないと外面的平和も訪れません。先ほどもお話ししたように、個人の意識と世界の意識がつながっているからです。
今までの歴史を見てもわかります。
今まで「世界や国、経済などの社会」に危機があると思い込んできました。
外側の世界に危険があり、外の世界の秩序を安定させなければ、平和は訪れないと考えてきたのです。
しかし、その結果が現在です。法律を整え、ルールを整え、国家や世界レベルで平和を求めてきた結果です。
本当に求められていることは、外面的な秩序や平和ではなく、個人個人の内面的な平和なのです。
私たち一人ひとりの内側の平穏がない限り、世界の危機は繰り返されるでしょう。
なぜ人は変わらないのか?
長い歴史の中で、なぜ人は変わらなかったのでしょうか。
おそらく、内面的な平和に気づかなかった人もいれば、気づかせないようにしてきた人がいるからだと考えています。
権力や名誉を優先し、内側の平穏にたどり着かせないようにしてきた歴史がたくさんあります。
しかし、現在はグローバル化社会になり、所有から共有する時代になりました。
世界の外面的な平和を望むのではなく、個人の内面的な平和が大切だと気づきやすくなりました。
あとは、一人ひとりが本当の意味でそれを理解し、勇気を持って自分を生きるだけなのです。
個人の内面的平和が世界を救う
私たちは、いつでも変わることができます。
外側に意識を向け、世界の平和を期待するのではなく、内側に意識を向け、自分の平和を実現することが大切です。
「個人の幸せ、豊かさ、平和」が広がることで、世界の意識は変わり、自然と世界は平和になるでしょう。
個人が変わる時代が始まっている
すでに個人が変わる時代が始まっています。
今までに変わるチャンスはたくさんありましたが、その中でも現在が一番気づきやすい時代だと感じています。
何度も同じような歴史を繰り返すのではなく、このタイミングで歴史を変えるのです。将来に任せるのではなく、今私たちが生きている時代の中で変わるのです。
生きている私たちが変わらない限り、この先の時代でも変わることはないでしょう。
気づいた人が自分の内面を平和にすることで、子供たちやこの先の時代を生きる人たちも同じように生きるでしょう。
世界平和は個人から始まる
世界平和は、国や誰かが始めるものではありません。あなたから始めるものなのです。
あなたの内面世界が豊かで幸せで平和ならば、すでにあなたは世界平和を体験することになるでしょう。
なぜなら、あなたの内面意識が世界の意識と相互関係にあるからです。
あなたが内面の平和を感じるとき、世界は平和なのです。
内面が乱れて不安定であれば、世界も不安定になるでしょう。このように、すべて個人の意識によって世界は変わるのです。
すべての調和のために今できること
今できることは、自分の幸せや平和を望み、行動することです。
調和する方法はこれしかありません。
だれかのために働き、生きることは、自分が幸せな状態であればいつでもできます。まずは、自分のために生き、自分の幸せを感じていきましょう。
私自身も自分を愛することを忘れず、自分を輝かせていきます。
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