-
得意なことがわかりません
-
得意なことが見つかる方法を教えてください
このような質問にお答えします。
他人と比べて得意なことを探していると、なかなか見つけることができません。しかし、自分の個性の中で得意なことを探すと簡単に見つけることができます。
他人ではなく自分を基準にすることで、自信を持って行動することができるようになっていきます。
個性をもとに、自分の得意なことを見つけていきましょう。
- 個性の本質を理解すると得意なことが見つかる
- 自分の得意なことを見つける方法
- 得意なことを最大限に活かす内観ワーク
をお伝えします。
【本質】自分の得意なことを見つける方法【内観して個性を活かす】
「得意なことは何ですか?」と聞かれてすぐに答えられる人は少ないでしょう。
ほとんどの人の場合、他人と比較して自分のことを見ています。
そして「他人よりも得意だな」と思えることでないと、答えられないと思っています。
しかし、他人と比べている限り「得意なことの本質」は見えてきません。
本質は自分の個性の中にあります。
今ある自分のすべての要素から「得意」と感じることに本質が隠されています。
自分の個性をもとに本質が理解できると、得意なことが見つかり、それをさらに活かしていくためのアイデアが出てくるのです。
個性の本質を理解すると得意なことが見つかる
あなたは、他人にはない素晴らしい個性を持っています。
他人と個性が似ていたとしても細部は異なります。
また、エネルギーの目線で見ると、全く違う個性になるのです。
そんな唯一無二の個性であるあなたは、自分の中に「得意なこと」をたくさん持っています。
「得意なこと = 仕事になるような価値の高いもの」が全てではありません。
このような認識が強いと、
「得意なことが見つからない」という結果になるでしょう。
得意なことを自分で認められるからこそ、自信につながり、価値あるものに変化するのです。
自分の個性を基準にして物事を捉える
- 勉強ができる・できない
- 仕事ができる・できない
- 成績が良い・悪い
などといった一般的な基準の中だけで生活していると、自分を見失うことがあります。
「得意なこと・苦手なこと」も同じです。
得意や苦手の基準は、自分の外側にあるのではなく、自分の中にあります。
「自分の中で仕事ができた」と思えば、それを素直に受け入れましょう。
「成績が良かった」と感じれば、否定せず認めましょう。
このように、自分の個性を基準にして物事を捉えることが大切です。
勝ち負けにこだわらないといけないことに対しては、他人との比較の中で、自分を奮い立たせることが必要かもしれません。
しかし、それは自分を受け入れられているからこそ、比較によってエネルギーが湧いてきます。
個性の本質は「自分に愛を注ぐこと」
自分を大切にしていると、得意なことへの理解が深まります。そして、得意なことをどのように活かしていくかを前向きに考えることができます。
個性の本質は、自分に愛を注ぐことです。
自分に愛を注いでいる人は、他人との比較の中で頑張ろうとせず、自分自身と比較して成長しようとします。
「他人よりもできたから良い」という考え方ではなく、「前の自分よりも成長できた」という考え方の中で生きています。
この視点を持つことで、得意なことに対する見方も変わるでしょう。
あなたの中には得意なことが必ずあります。
自分に愛を注ぐとエネルギーが循環する
「自分に愛を注ぐ = 素直な気持ちを行動に移す」となります。
自分を大切にする想いや自分を尊重する気持ちによって、自分自身にエネルギーが流れます。
自分に愛を注ぐとは、自分を甘やかしたり、困難から逃げたりするわけではありません。
どんな自分も受け入れられるという大きな心で過ごし、自分の可能性に挑戦することなのです。
素直な気持ちが純粋なエネルギーとなり、自分の個性を輝かせます。
その過程の中で、得意なことを発見し、個性として表現できるようになるのです。
自分の得意なことを見つける方法
ここからは、実際に得意なことを見つけていきます。
得意なことを見つけるとき、頭の中だけでやらないようにしましょう。
紙やノートに書き出すことをオススメします。
文字として残す方が単純に見やすく、見つかりやすくなります。
大切なポイントは3つです。
- 自分の個性を基準にして得意なことを探す
- 自分の中で得意だと感じることを書き出す
- 書き出したものを好きな順に並べる
①自分の個性を基準にして得意なことを探す
先ほどもお話ししたように、まずは自分の個性を基準にして探します。
自分の中で得意だと感じることを探していきましょう。
人と比べるのではなく、「自分の中では得意な方だな」と思うことで大丈夫です。
- 針の穴に糸を通すこと
- 人の話を真剣に聞くこと
- 好きなアーティストの知識がある など
どんなことでも構いません。
他人と比較してしまっても、自分に注目することに意識を戻して考えれば大丈夫です。
②自分の中で得意だと感じることを書き出す
自分の中で得意だと感じることが1つでも見つかったら、すぐ書き出してみましょう。
「なんか違うかもしれない」と思っても書き出すことを優先していきましょう。
後で見返していくので、出し切ることを大切にして書いていきます。
- 「需要がないんじゃないか」
- 「何の役に立つのかわからない」
このように感じたとしても書きます。
すべての可能性を信じて書き出していきましょう。
自分の可能性は、ほんの小さなことから生まれます。
③書き出したものを好きな順に並べる
書き出すことはできましたか?
最後に、書き出したものを「好きな順」に並べていきます。
たくさんあればあるほど楽しくなるでしょう。
- 書き出したものに、番号をつけていく
- 一番好きなものから順に、上から新しく書いていく
このようにして得意なことを分析していきます。
好きな順に並べ終えたら、全体を眺めてみます。
すると、新たな発見があったり、自分を知るきっかけになったりするでしょう。
得意なことを活かしていくと、自分をもっと楽しく表現できるようになります。
得意なことを最大限に活かす内観ワーク
得意なことをどのように活かしていくのかが重要です。まずは、自分で得意なことを認めるのがポイントです。
認めることで、才能の開花につながったり、夢中になれることが見つかったりします。
あなたの得意なことが、個性の一部として輝き始めるでしょう。
得意なことを日常に活かす
得意なことを日常に活かしていきます。
得意なことを直接活かすことができない場合は、感覚に注目していきます。
得意なことをするときの感覚と似ているものを探してみましょう。
- 色を見分けるのが得意→家族の顔色(体調)の変化に気づく
- メモするのが得意→アイデアノートを作って日常からメモする機会を増やす
というように、得意なことを活かせる場が見つかります。
「得意なこと」という認識ができるだけで、日常生活に変化が出てくるでしょう。
得意なことを純粋に楽しむ
得意なことを純粋に楽しむことが大切です。
他人と比べていて、楽しさが感じられなかった人もいたでしょう。
得意なことをしている時の感覚を楽しむことが大切です。すると、自分の成長も楽しむことができます。
得意なことは、楽しめば楽しむほど伸びていきます。
得意なことを通して、自分の可能性がどんどん広がっていくでしょう。
得意なことを表現し続ける
得意なことが好きな場合、表現し続けていきましょう。
得意なことが夢中になれるものにつながると、まわりの人が喜んでくれるものに変わったり、仕事になったりすることがあります。
- 「行動を続けること」
- 「表現を続けること」
このようにやり続けることが大切です。
あなたの中には、必ず得意なことがあります。
まずはそれを感じてみましょう。
内観することによって、自分の個性が感じられるでしょう。
私自身、これからも得意なことを通して、自分の個性を磨いていきます。
合わせて読みたい記事
私は、自分の得意なことが見つからなかったり、これかな、と思っても自信を持つことができなかったりしました。
しかし、得意なことに対する本質が理解できたとき、自分に自信が持てるようになりました。