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自分のことが好きになれません。自分のことが嫌いです。
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自分のことが好きになる方法はありますか?
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どうしたら自己肯定感を高めることができますか?
このような質問にお答えします。
自己肯定感によって、毎日の楽しさや幸福度が変わります。
どんな自分も認め、素直な気持ちを行動に移していくと、自己肯定感が高まっていくでしょう。その方法を細かく解説していきます。
- 自己肯定感が低くなる原因や特徴
- 自己肯定感を簡単に高める方法
- 自分大好きになると幸せな人生に変わる
をお伝えします。
【自分との関係】自己肯定感を高めて幸せになる方法【自分大好き】
自己肯定感とは、自分の価値や存在を肯定する感覚のことです。
わかりやすいように言い換えると、
- 自分のことがどれだけ好きか
- 自分をどれだけ認めているか
- 自分への信頼度
このように表現することができます。
現在の学校教育では、点数で成績をつけたり、数字で能力を計測したりすることが多いでしょう。
他人が数字で成績をつけることは、あまり好きではありません。しかし、自己肯定感において、自分で数字を出すとわかりやすくなります。
あなたは自分のことがどれだけ好きですか?
100点満点中、何点になるか点数を出してみましょう。自分で点数をつけることで、今の自己肯定感が明確になります。
自己肯定感が低くなる原因や特徴
点数を出すことはできましたか?
「10点くらいだ」という人もいれば、「マイナスになりそう」と思った人もいるかもしれません。
100点の人は、全国で見てもごくわずかでしょう。
自己肯定感が低いと点数は低くなる傾向があります。
では、自己肯定感が低い理由や原因について、さまざまな傾向をみていきましょう。
生まれたときの自己肯定感
生まれたとき、もちろん自己肯定感を意識することはありません。
すべての人が共通して持っている「生まれたときの想い」があります。
それは「生きたい」という想いです。
「生きる」という生命エネルギーが溢れ、あなたは強い生命エネルギーを持って誕生したでしょう。
生まれるときに大変なことがあったとしても、生きたいという想いによって乗り越えた人もいると思います。
このようなことから、生まれたときの自己肯定感は高いという見方もできますし、思考が働かないニュートラルな状態という見方もできるでしょう。
自己肯定感が低くなる原因
自己肯定感が低くなる原因はさまざまです。
- これまでの教育
家庭や学校での教育の中で、自分を否定されることが多いと自己肯定感が低くなる原因になります。 - 体験経験による考え方の構築
ショックな体験がきっかけでマイナスな考え方が作られ、それが原因で自己肯定感が高まらないことがあります。 - ネガティブな思考の悪循環
何かで落ち込んだのをきっかけにネガティブな思考から抜け出せず、自己否定の悪循環になる場合があります。 - 我慢する習慣
自分の素直な気持ちや表現を我慢し続けることで、自己肯定感が下がっていきます。 - 自分で考える力の欠如
自分で考える力の弱さが原因で自分に自信が持てず、自己肯定感が低くなることがあります。
自己肯定感の低さを別の視点で見る
原因がわかると、違う視点で自己肯定感をみることができます。
「自己肯定感が低いからダメだ」と思わないようにしましょう。
なぜなら、自己肯定感が低い時期があるからこそ、自分の個性が深まるからです。
自分の個性を知れば知るほど、ありのままの自分を生きるヒントがたくさん得られます。ありのままの自分で生きると、幸せを感じて過ごせるようになるのです。
だれもが自分の幸せを感じて過ごしたいと思っています。個性を知って、ありのままの自分で過ごす時間が増えれば、自分の幸せをたくさん感じることができるでしょう。
自己肯定感が、ありのままの自分に気づくための「道しるべ」になるのです。
自己肯定感を簡単に高める方法
自己肯定感を高める方法はいくつもあります。
その中で、日常的にでき、なおかつ簡単に実践できるものをご紹介します。
ポイントになる流れがあります。
- 自分を認める・受け入れる
- 素直な気持ちを表現する
- 自分の個性を知って表現する
この流れ沿って、できる範囲で進めていきましょう。
最初は小さなことからで大丈夫です。いきなり自己肯定感を高めようと頑張るのではなく、小さな意識の変化を取り入れることから始めましょう。
①自分を認める・受け入れる
まずは、自分を認めましょう。
- 今の状況
- 今の状態
- 今の気持ち
- 今の感覚
このような今の自分を1つずつ認めてあげましょう。
自分はダメだと思っても大丈夫です。ダメだと思うことは、理想の自分がいるといえます。
ですので、ダメだと思う自分も認めてみましょう。
疲れた自分も、嫌いな自分も、どんな自分も認めることからです。この意識によって、素直な自分の気持ちに気づくことができます。
自分の気持ちに気づいていくと、だんだん受け入れられるようになってきます。
最初から全部の自分を認められなくても大丈夫です。「ここは認められるな」というように、できる範囲から始めていきましょう。
②素直な気持ちを表現する
素直な気持ちに気づいたら、できる範囲で行動したり表現したりしましょう。
- 「コーヒーが飲みたいな」と思ったら、コーヒーを買ったり作ったりして飲みましょう。
- 「疲れたな」と思ったら、できるだけ早く休みましょう。
- 「〇〇がしたいな」と思ったら、後回しにせず、なるべく早く行動に移してみましょう。
このように、自分の素直な気持ちに自分で答えていくことが大切です。
これも小さなことからで構いません。素直な気持ちを表現する積み重ねによって、自己肯定感が高まります。
自分で自分を満たすことを意識に取り入れてみましょう。
③自分の個性を知って表現する
素直な気持ちを行動に移していくと、自分の個性が確認できたり発見できたりします。
個性とは、自分の特徴すべてです。
- 絵を描くのが好き
- 本を読むのが心地よい
- 体を動かすと気持ちいい
- コーヒーを飲むのが好き
- 料理をするのが得意
など、興味が持てることや好きなことを通して自分の個性を把握できます。
その個性を表現する時間を少しずつ増やすことが大切です。
素直な気持ちを表現するのと同じように、自分の個性を活かして行動してみましょう。
「ドライブに行きたい」と思ったとします。
その中で自分らしいドライブを意識します。
- 歌を歌いながら、車通りの少ない道をドライブする
- 目的もなく、行きたい方向に向かって進む
- 本が好きだから、大きな書店までドライブを楽しむ
このように、自分らしいドライブの時間にしてみましょう。
自分大好きになると幸せな人生に変わる
自己肯定感を高める方法はシンプルです。
「自分の素直な気持ちを行動に移すこと」がポイントです。
繰り返し行なっていくと、自己肯定感は少しずつ高くなっていくでしょう。
それに比例して、自分のことがだんだん好きになっていきます。
自分を好きになればなるほど、幸せを感じる時間が長くなり、人を思いやる心や優しさも溢れてくるようになります。
自分との関係を築く
自己肯定感が高まるにつれて、自分との信頼関係が築かれていきます。
自分を信じる力が強くなったり、自分に自信を持つ機会が増えたりするでしょう。
自分のことが大好きになると、幸せな時間や幸せな空間をたくさん創ることができるのです。
そして、幸せな人間関係に発展していきます。
このように、自分との関係が周りとの関係に反映されるようになっています。
自分との関係が良くなることで全てにつながり、良い変化やってくるでしょう。
自分大好きによる幸せの循環
自己肯定感は、自分の幸せな人生と深く関係しています。
自己肯定感を高めていくと、自分らしい心地よい人生につながります。一番身近な存在である「自分」を大切にして過ごしていきましょう。
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私は過去に自分を否定し、自分を認めない時期がありました。
そのころは、自分が好きになれず、つまらない毎日を過ごしていました。