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何となく就活しようと思っている
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不安をなくすために就活する
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まわりが就活し始めたから自分も…
このような気持ちで過ごしている学生が多いと思います。または、
「就職せずに自分で何かをやる」「就活しなくても何とかなる…」という考えの人も中にはいるでしょう。
現在は、塾経営、芸術活動、本の執筆など、自分の好きなことをして自分らしく生きています。
就活しなかった理由をご紹介し、就職する前に自分を見つめることの大切さをお話します。自分と真剣に向き合っている人にとっても、向き合い方を見直す良いきっかけになればと思います。
- 私が就活・就職しなかった5つの理由
- 自分の人生に責任を持つ話
- 就職する前に自分を見つめることとは?
をお伝えします。
【私が就活しなかった5つの理由】就職する前に自分を見つめる事とは?
高校受験、大学受験、就職活動というように、多くの人が自分の人生と向き合う大切な経験をすると思います。その中で、うまくいく人もいれば、悩んで辛くなってしまう人もいるでしょう。
どんな人にとっても「就活する・しないの理由」や「自分と向き合う姿勢」が大切です。
私が就活・就職しなかった5つの理由
5つの理由とは、
- やりたいことがあったから
- 会社で働きたくなかったから
- まわりに流されたくなかったから
- 自分の生き方を決めたから
- 自分の直感を信じたから
です。それらの理由を深掘りします。
①やりたいことがあったから
私は絵に興味があり、芸術大学に通っていました。そして、木工と出会い自分のやりたいことを追究してきました。
木の雑貨をつくって生計を立て、やりたいことに集中しようと考えていました。
②会社で働きたくなかったから
会社に入ることで収入はある程度安定し、生活には困らないことはわかっていました。しかし、会社に勤めている人の中で憧れる人が一人もいなかったのです。
また、組織の中で働く自分を想像することができませんでした。
③まわりに流されたくなかったから
小さい頃から少数派の考えになることがよくあり「流される自分が嫌だ」と思っていました。
少し不安もありましたが、「まわりが就活しているから」という理由で、何となく就職活動することに違和感を感じたのです。
④自分の生き方を決めたから
定年までとなると、40年以上働き続けることになります。
正直、そんなに働きたくなかったという思いが強かったのです。
働くというよりも自分のしたいことをして生涯現役で生きたいと考えていました。ですので、自由な生き方をするために、就活や就職することを選択しなかったのです。
⑤自分の直感を信じたから
自分の直感に従えば何とかなると思っていました。変な自信があったのです。
収入も少なく安定もしない、バイトを掛け持ちして何とかやっていけば大丈夫なんじゃないかと考えていました。
自分の人生に責任を持つ話
実は、大学を卒業してから3年間、悩んだり苦しんだりすることがたくさんありました。
自分のやりたいことが結果に結びつかず、木工もやめてしまったのです。また、まわりの同年代は正社員として働く人も多く、収入も自分よりあるし安定もしていました。
「このまま差が広がっていくのではないか」
「このままで自分は大丈夫なのか」とよく考えていたのです。
大学卒業後、3年間で学んだこと
この悩んだ3年間は、決めたことがやりきれなかったり、やりたくない仕事をしたりと自分を見失っていました。しかし、その経験のおかげで学んだこともありました。
それは、
- 「人と自分を比べて生きていたこと」
- 「目的意識の変化」
- 「自分の人生に責任を持つこと」
です。
人と自分を比べて生きていたこと
自分は自分の道を行くと決めていたのに、人と比べて自分を否定したり不安になったりしていました。
改めて自分自身と向き合うことの大切さに気づいたのです。
自分に注目することで、人のことを考える時間が減り、自分の本心を感じ取ることがだんだんできるようになりました。
目的意識の変化
会社勤めをしていたら、なかなか出会えないような人とのご縁がありました。また、暇な時間が多かったので、本を読んだり考え事をしたりする期間がたくさんありました。
その結果、自分自身と社会全体を客観的にみる習慣ができ、
「何のために働くのか」「何のために生きるのか」という目的意識の大切さに気づきました。
自分の人生に責任を持つこと
自分と向き合い、目的意識を持つことで、自分の人生に責任を持つことの大切さを学びました。
何を考え、何を行動するにしても自分の責任が伴います。そして、無限にある選択肢の中から自分の本心を選択して生きることで、本当の幸せにつながるのではないかと考えました。
「すべて自己責任なのだ」という気づきが、自分を奮い立たせ情熱を燃やすきっかけになったのです。
今では、自分がしてきた選択に後悔はありません。自信になっています。
ですが、
もし自分の人生に責任を持つことから逃げていたら、就職していた方が良かったのではないかと感じています。
就職する前に自分を見つめることとは?
就職するにしてもしないにしても、大切なことがあります。
それは、自分の本心と向き合うことです。
自分の本心と向き合うことで、自分の選択に責任を持つことができます。他人のせいにしたり、自己否定したりすることは少なくなるでしょう。
最後に、自分を見つめるにあたって大切なポイントをお伝えします。
- 自分の本心に気づく
- 目的意識を持つ
- 自分の選択に責任を持つ
自分を見つめることによって、これからの生き方について深く考えることができるでしょう。
①自分の本心に気づく
本心は自分にしかわかりません。
仕事のことだけでなく、生き方についても「今の自分の本心」に気づきましょう。
本心に沿って行動することで、後悔のない選択をすることができます。
- 「本当は〇〇なのに」
- 「本当は〇〇だと思っている」
- 「本当は〇〇がしたい」
というように「本当は…」につながる気持ちに注目すること
ノートや手帳に文章で書くのも良いでしょう。
②目的意識を持つ
目的は、何をするにしても関わってきます。
何となくする動きひとつにしても目的があるでしょう。自分の心地よさや言葉にできない感情が働いて、その行動を選択しています。
すべては「自分らしく生きるため」という根本的な目的が隠れています。
ですので、
「本心を知った上で行動すること = 自分らしく生きること」
という意識が大切です。
③自分の選択に責任を持つ
自分らしさを目的に行動すると、自分の責任がより感じられるでしょう。
私たちは日々、無限にある選択の中から一つを選んで行動しています。
言い換えると、
法律やルールによって守られている範囲内で「自由である」ということです。
自由だからこそ責任が生まれます。
自分の選択に責任を持つことで、これからの人生が変わっていくでしょう。
- 「就活をする・しない」
- 「就職をする・しない」
どのような選択をしたとしても自分の人生です。
本心から出る自分らしい選択によって、後悔のない生き方を創っていきましょう。
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