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友達関係がうまくいかない、なかなか続かない
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友達とこれからどう付き合っていけばいいのかわからない
このような悩みをよく聞きます。
人間関係での悩みは、自分との関係を見直すことで解決します。
「自分にとって友達という存在はどういうものなのか」「自分自身との関係はうまくいっているのか」を見直し、今後の人間関係に役立てていけるように解説します。
- あなたにとっての友達とは?
- 自分自身との関係を見直す
- 友達関係を改善する方法
をお伝えします。
【友達関係】自分との関係を見直すと友達関係は改善される【悩み解決】
友達との関係は、学校やプライベート、ご近所さんなど、人によってさまざまな形があります。
友達がいることで、毎日が楽しくなったり、人生を助けてもらったりすることもあるでしょう。または、友達とのトラブルなどで悩んだり辛くなったりすることもあるでしょう。
あなたにとっての友達とは?
大切なのは、世間一般の「友達」ではなく、自分にとっての「友達」を明確にすることです。
「友達が多い方が良い」とか「友達がいないと人生が寂しくなる」というような言葉を聞いたことがありますが、果たしてそうなのでしょうか?
あなたにとっての友達の定義を明確にし、これからどんな友達関係を築いていくべきなのかをはっきりさせましょう。
友達とはどういう存在か
あなたにとって友達とはどんな存在ですか?
- お互いに心を許し合って、対等に交わっている人
- 一緒に遊んだり喋ったりする親しい人
- 一緒にいて楽しい人
- 一緒にいて共に成長できる人
- 何でも話ができる関係の人
- 大人になっても子供の頃と距離感が変わらない人
- 自分の過ちをちゃんと指摘してくれる人
- 気を使うことなく、一緒にいれる人
など、友達についてさまざまな見方や考え方があるでしょう。
あなたにとっての友達像を一度言葉にしてみましょう。
文字にすると、友達の定義が明確になります。
友達がいるとどうなるのか?
まだ定義がわからなくても大丈夫です。
友達がいると、あなたにとってどんな良いことがありますか?
- 一緒に語り合える時間ができる
- 自分たちの将来について考え高め合える
- 遊んだり喋ったりしてストレスが発散できる
- 辛いときに助けてくれたりアドバイスしてくれたりする
など
今までの友達の存在を振り返ったり、自分が求めている友達像を思い描いたりしてみてください。
きっと定義が見えてくると思います。
友達の数について
友達の数についてもイメージしてみましょう。
あなたにとって何人くらいの友達がいれば、
心地よいですか?
友達は少ない方が心地よいです。もっと突き詰めると、仲間がいれば、友達はいなくても大丈夫です。
仲間の定義は「自分の人生を生きることに真剣に向き合っている人」
たとえ同じ方向を向いていなくても、自分にとって仲間だと感じています。
このように、
あなたにとっての友達の在り方や人数を考えてイメージしてみましょう。
自分自身との関係を見直す
今の友達との関係は、今のあなた自身との関係を映し出していることが多いです。
自分との関係を振り返ったときに、友達との関係性といくつか共通点があるのではないでしょうか。
自分自身との関係を見直すことで、今の友達が変わったり、友達が入れ替わったりとさまざまな変化が起きるでしょう。
本当の友達との関係をより良くするために、自身を見つめ直していきましょう。
自分とはどういう存在か?
自分自身をどんな存在だと感じていますか?
もし、自分のことが嫌いで自分を信用していない場合、
自分のまわりにいる友達のことがあまり好きでなかったり、信用していなかったりすることが多いでしょう。
自分との関係性が良いと思っているのに、まわりの友達との関係が良くない場合、
自分の素直な気持ちを受け入れていなかったり、自分に我慢させていることあったりするのかもしれません。
改めて自分との関係を見直すと、実は関係性が良くなかったということもあります。
友達を変えるには勇気がいるかもしれませんが、自分が生きる時間は限られています。
ですので、無理に付き合って自分の大切な時間を無駄に過ごしていないか考える必要があるでしょう。
自分との信頼関係
自分との信頼関係が良くなると、友達関係や家族関係も良くなっていきます。
「類は友を呼ぶ」という言葉のとおり、自分と似た人が寄り集まっています。ですので、自分との信頼関係によってまわりにいる人との関係も変わってくるのです。
信頼関係が良くなると、まわりにいる人の態度が嘘のように変わってしまったり、自然と友達自体が変わったりすることがよく起きます。
自分との関係がまわりとの関係をつくっていると実感することによって、より自分らしい生き方がわかってくるのです。
自分との付き合い方
自分との信頼関係を良くする方法は簡単です。それは、
「自分を愛する」ということです。
自分を愛すると聞くとスケールが大きく感じてしまうかもしれませんが、やるべきことはシンプルです。
- 自分の気持ちに素直になる
- 自分の体を大切に扱う
- 自分のやりたいことを行動に移す
これらのことを意識して過ごすことで、自分との絆が強くなり、自分のことが大好きになっていくでしょう。
自分のことが大好きになっていくと、自信がついてきます。
見方を変えると自立していくともいえるでしょう。
変に寂しくなったり自分を否定したりすることも減り、自分らしい日常を送ることにもつながっていくのです。
友達関係を改善する方法
自分との信頼関係について理解できると、自然と友達関係も改善されていくでしょう。もう一度流れがわかりやすくなるように友達関係を改善する方法をまとめました。
大切なポイントは3つです。
- 自分にとっての友達を明確にする
- 自分との関係を良くする
- 自分の距離感で友達と交流する
①自分にとっての友達を明確にする
先ほど解説した、あなたにとっての友達はどんな存在なのかをしっかり把握することが大切です。
友達の定義や友達といることでどんな良いことがあるのか、友達の人数はどれくらいが心地よいのかを明確にしていきましょう。
一度決めたら変えてはいけないものではありません。
自分が成長する度に定義や人数は変わっていくでしょう。
友達を選ぶことも大切です。自分の貴重な時間を使って、どのように友達と過ごすのかをよく考えていくと良いでしょう。
②自分との関係を良くする
今の自分との関係を振り返りましょう。
自分との関係性は、友達関係や家族関係と共通する部分があります。
友達との関係にフォーカスして自分との関係をおろそかにするのはやめた方が良いでしょう。
まずは、自分との関係を見直し、改善することに時間を使いましょう。
①と②が逆になっても構いません。
自分との関係は一生続くものです。
ですので、自分との信頼関係を築くことで、友達関係の改善だけでなく、自分らしい人生を歩むきっかけにもなります。
自分の個性を発揮した人生にもつながっていくでしょう。
③自分の距離感で友達と交流する
最後に、自分と友達との距離感を意識して、交流すると良いでしょう。
友達によっても距離感が違ったり、自分の考え方や個性によって全く距離感が変わったりしてきます。
一番心地よい距離感を知ることが大切です。
また、自分が成長することで、距離感も変わってきます。
今の自分にとってベストな距離を実感し、過ごしていきましょう。
友達関係は、人生において重要なものになります。また、私のように友達ではなく「仲間」という意識で関係性を築いていく人もいるでしょう。
正解は、あなた自身にしかわかりません。
そして、
正解は常に変化するものでもあります。
自分の成長にともなって変わっていくので、常に自分と向き合って、まわりとの関係をより良いものにしていきましょう。
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