自分にどんな才能や能力があると思いますか?
私自身のことを少しお話しします。
私は、生まれつき共感覚者です。
共感覚とは、文字や形に色を感じたり見えたりする感覚のことです。
特に文字や音、味に色を感じます。
子どもの頃は、それが当たり前だと思っていました。まわりの人とちがう感覚があると気づいたのは、大人になってからでした。
このワインの味は、
黄色3、青紫が2。後味が茶色4、青1だな…
ワインのテイスティング講座を受けているときに、各ワインの香りや味を色で記憶して判断していました。
みんなでシェアする時間にそのことを発表すると、香りや味を色で記憶していたのは私だけだったのです。
しかし、当時は共感覚という言葉を知らず、ちょっと変わった覚え方をしているのだなという程度でした。
その後だいぶ月日が経ち、2016年の夏にある本と出逢いました。
それは、Lily Wisteriaさんの「宇宙とつながる 自分とつながる」です。
私が今までに読んだ本の中で一番共感し、Lilyさんと同じ考えだなと感動したのを覚えています。
そして、著者プロフィールを読んだとき、Lilyさんが共感覚者だと知り、気になってインターネットで調べてみました。
そこで、
私と同じ感覚の人が他にもいて、初めて自分が共感覚者なのだと知りました。
同じ共感覚者でも色の感じ方はバラバラですし、実際に色が見えている人もいれば、感じるだけの人もいます。
私は感じているタイプです。
世の中には共感覚だけでなく、さまざまな感覚や能力がありますが、私たち人間は一人ひとり特別なものを持っています。
この記事を読んでいるあなたも間違いなく特別な感覚を持っています。
当記事では
・人の五感は第六感につながる
・特別な才能や能力はだれもが持っている
・自分の特別な能力を知る方法
をお伝えします。
自分自身と向き合うことで自分の個性を再認識し、新たな発見をして自分の能力を開花させていきましょう。
個性から特別な能力を引き出す
あなたは自分の五感を観察したことがありますか?
人間には五感というものがあります。視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚の5つの感覚のことです。
五感は、私たちにとって共通の感覚ですが、人によって感覚の強さや細かい受け取り方がちがいます。
①視覚:目で物を見る感覚の働き
②聴覚:一定範囲の周波数の音波を感じて生じる感覚
③味覚:食する物質に応じて認識される感覚
④臭覚:においを知る感覚
⑤触覚:外の物に触れることによって生物体に起きる感覚
一人ひとり五感の中で得意な部分があります。
私は聴覚、触覚、臭覚、視覚、味覚の順に敏感です。
さらに、聴覚ひとつにしても、聴こえ方や聞き分けられる音など繊細な感覚があります。
感覚を注意深く見ていくことで、自分の特別な感覚に気づくことができます。人によって様々なちがいがあり、これらも一つの個性となります。
しかし、自分の感覚に優劣をつけることは間違いです。
感覚すべてが自分にとって必要であり重要なものなので、どの感覚も大切にしてじっくりと味わいましょう。
また、共感覚というものは、感覚が共にあると書きます。
例えば、
視覚と味覚を組み合わせることで、味に色を感じます。
視覚と聴覚を組み合わせることで、音に色を感じます。
同じ共感覚者でも感じ方や見え方がバラバラな理由は「感覚の組み合わせの違い」と「一つの感覚の繊細な違い」があるからです。
自分の五感を追究して磨いていくと、自分にしかない感覚がわかってくるでしょう。
五感を磨くと第六感に発展する
ここまで読んで、五感に対する意識が少し変わってきたのではないでしょうか。
五感を磨いていくことで、自分にしかない繊細な感覚に気づくでしょう。
そして、感覚が研ぎ澄まされることによって、第六感に発展します。
霊感=第六感と思っている人が多いですが、必ずしもそうではありません。
第六感には様々な種類があります。
第六感の種類
・聴覚を磨くことで、周波数の音が聞き分けられるようになり、危険な場所や人を周波数の音で見分けられる
・嗅覚を磨くことで、自然のにおいと人工物のにおいを嗅ぎ分けられるようになり、体に良いか悪いか判断できる
・触覚を磨くことで、エネルギーの反応が体感できるようになり、自分の魂が喜んでいるのかどうかがわかる
この他にも色々な第六感が存在します。
言葉や理屈ではなかなか理解できない第六感ですが、活用することによって、自分の能力を発揮する場面が増えたり危険を回避できたりするでしょう。
ここで勘違いしてはならないポイントがあります。
注意点!
霊感がある人や生まれつき能力がある人だけが、特別な存在ではない
霊感がある人が選ばれた人で、特別な存在だと勘違いしないでください。
その人に与えられた役割があるので、霊感を生まれつき持っている人は、「その能力を使って何かをする」という人生を通したメッセージなのです。
また、何か体験の中で霊感が開花する人もいます。
それは、先ほどお話しした五感が経験とともに磨かれ、第六感というものになり、その中でも視覚や触覚に敏感な人に表れているのではないかと感じています。
共感覚という能力も特別なものではありません。
本来、すべての人が共感覚を持っていたと思います。
現在の社会において、必ず必要な感覚ではないので共感覚を忘れているだけです。
生まれつき共感覚を持っている私の役割としては、この事実をたくさんの人に伝えるという役目があると感じています。
私は共感覚を通して、自分の人生の目的や役割に気づくきっかけになりました。
感覚は、自分の人生を豊かにし、まわりの人に貢献するために使われるものなのです。
特別な才能や能力はだれもが持っている
ここまでご紹介した共感覚や第六感は、一つの個性です。
自分の感覚を知って磨いていくことで、だれもが特別な才能や能力を発揮できます。
前回の記事で個性についてお話ししましたが、すべての人それぞれに繊細な感覚があり、だれかと全く同じ個性になるということはありません。
◇前回の記事です
自分を深く知っていくことで、様々な感覚が研ぎ澄まされていきます。
共感覚、霊感、自分にしかない特別な感覚も、自分を磨いていく過程で、必要であれば開花される能力なのです。
特別な感覚とは、自分の人生をより良くし、人や社会に貢献するために与えられた能力です。
自分自身をたくさん知ることが重要になるでしょう。
自分の感覚に深く注目してみてください。
今まで気づかなかった感覚があると思います。
ぜひ、あなたにしかない感覚の組み合わせを発見していきましょう。
自分の特別な能力を知る
特別な能力を知る方法をご紹介します。
まず、感覚について研究した結果をお話しします。私自身、検証していく中でいろいろな能力を発見してきました。
そのひとつが「宇宙のサイン」です。
キーン…。 あっ、宇宙のサインだ!
ふむふむ、今考えていたことが重要なのか。
宇宙のサインは、耳鳴りでキャッチしています。
私の場合、耳鳴りが起きたときは「宇宙からのOKサイン」です。
耳鳴りが起きたとき「考えていたことや感じていたことがOKだよ」という意味です。
耳鳴りによって受け取る「宇宙のサイン」については、こちらの記事で詳しくお伝えしています。
耳鳴りを活用できるようになるまで、ある程度時間がかかりました。
耳鳴りが宇宙からのOKサインだとわかったのは、日々の検証とリーディングの結果によるものです。
私の場合、調子が良いときや宇宙について話をしている時によく耳鳴りが起きていました。
自分が何をしているときに耳鳴りが起きるのか、自分が何を考えているときに耳鳴りが起きるのかを、しっかり検証した結果わかったのです。
いつも手帳を持ち歩いていたので、耳鳴りの記録を細かくとって検証しました。
書いて記録に残すことで、データが分析しやすくなり、耳鳴りの傾向がわかってきました。
そして、耳鳴りについてリーディングをしてもらったり、自分でリーディングしたりすることで確信に至りました。
リーディングについて知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。
あるとき、宇宙のサインは「すべて」につながる自分自身からのサインということに気づきました。
このサインは、一瞬のひらめきや感覚、耳鳴りから受け取っています。
また、宇宙と対話して答えを受け取ることも可能です。
自分自身と向き合うことで、自分を深く知ることができ、経験と検証を繰り返す中でできるようになりました。
特別な能力を知る方法を以下にまとめます。
自分の特別な能力を知る方法
①自分の感覚を知る
まずは、自分の感覚をよく観察しましょう。
感覚をノートなどに記し、言語化することで、繊細な感覚を発見することができます。
②感覚の組み合わせを考えてみる
五感を観察すると様々なことがわかるでしょう。
一つひとつの感覚を意識して、どの五感を組み合わせて使っているのか検証してみましょう。
例えば、この音楽を聴いたときにゾゾゾっという体感があったな(聴覚と触覚)など、なんでも構いません。
③直観と五感を検証する
五感の中でわかりやすいものを選び、直観と組み合わせてみましょう。
そして、自分の直観が当たっているかどうか検証します。
例えば、何か選択肢があるとき、直観によって「A」と判断したとします。その結果どうだったのかを検証します。
④検証を毎日続ける
直感と五感を使って日々過ごす中で、感覚の傾向がわかってくるでしょう。
得意な感覚、苦手な感覚、好きな感覚、嫌いな感覚など、いろいろ比較するとわかりやすくなります。
それぞれの傾向を追究し、検証を繰り返していきます。
⑤特別な感覚に気づく
検証する中で、感覚が冴えている結果を集めてみましょう。すると特別な感覚が発見できるかもしれません。
また、感覚について誰かと話をするのも良いでしょう。
他人と自分の感覚の違いを知ると、自分にしかない感覚に気づくことがあります。
自分の感覚に意識を向けて検証を続けていくと「意外と前から知ってた感覚」が多いことに気づくかもしれません。
自分にとって当たり前の感覚は、普段意識することが少ないのです。
自分にとって普通だなと思う感覚に注目してみましょう。
当たり前の感覚の中に、特別な能力が隠されていることが多いです。
人生をより楽しく過ごすために、自分だけのオリジナルな個性や感覚を知って、能力を開花させていきましょう。
どんな人にも特別な能力、必要な才能は備わっています。その能力に気づこうと行動することで、能力が開花されます。
自分の才能や能力を信じましょう。
あなたは、この地球上でたった1人しかいない、特別な存在なのです。
次回のテーマは、「どのような人が個性を活躍しているのか」です。ぜひご覧ください。
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