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「リーディング」という言葉を聞いたことはありますか?
ここでは、英語を読むことや競馬における成績順位のことではなく、「目に見えない情報を読み解くリーディング」についてお伝えします。
- リーディングの由来
- 一般的にリーディングとはどういうものなのか?
- 「リーディングを受けたい」という人にとって大切なこと
- 占いとリーディングの違いとは何か?
をお伝えします。
リーディングを知ることは、自分自身を知ることにつながります。正しい判断ができるようにしていきましょう。
【リーディングとは?】占いとリーディングの違いを知って自分を見つめよう
まずは、リーディングの全体像がわかるようにリーディングの由来からみていきましょう。
リーディングの由来
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リーディングという言葉は、どのように生まれたのでしょうか?
1901年、アメリカのケンタッキー州にエドガー・ケイシーという男性がいました。当時、彼は原因不明の声が出ない病気に悩まされていました。
「睡眠を活用して書いてあることをすべて記憶する」という不思議な能力を持っていたケイシー、そこへある催眠療法研究家が訪れ、
「催眠状態の時に自分自身を診断したらどうか?」という提案をしたのです。
ケイシーはそれを受け入れ、催眠状態に入ります。そして、催眠状態の彼はなんと、はっきりした声で自分の体を診断し、声が出るための方法を的確に指示したのです。
彼は不思議な能力によって、自分の病気を治すことに成功しました。後に、ケイシーが催眠状態で語る言葉は、「リーディング」と呼ばれるようになります。
ケイシーは、催眠状態の時に「アカシックレコード」という魂の記録にアクセスし、記録が書かれた1冊の本を認識するようです。その本を読んでメッセージを伝えることから「リーディング」という表現になったのでしょう。
白木ケイシーの「ケイシー」は、エドガー・ケイシーからとったものではありません…
こちらに白木ケイシーの名前が決まった経緯について書いています。
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リーディングは遥か昔から存在していた?
エドガー・ケイシーがリーディングを世に広める前から「情報を読み取る」という能力は存在していました。
リーディングは古代から存在しています。リーディングという言葉はなくとも、大昔から実際にやっている人はいました。その知識や記録がもとになって、現在のリーディングに活かされていることもあります。
私がリーディングした結果、人間が地球に存在し始めた頃から、そのような能力を持っていた人はいるようです。今の人のような形ではなく、エネルギー体に近い見た目をした人間もいたでしょう。
この話は、かなりの長編になってしまいますので、別の機会でお話しできたらと思います。
一般的にリーディングとは何か?
現在の一般的なリーディングとは「人の持っている目には見えない情報を読み解くこと」と言われています。目に見えない情報とは、前世や来世、守護霊、ハイヤーセルフなどを指していることが多いでしょう。
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リーディングによってわかること
リーディングでは、その人の今の状態を読み解きます。どうしても自分ではわからない悩みがあったり、これからの人生をどのように進んでいったら良いのか選択できなかったりする時にリーディングによってみてもらう人が多いでしょう。
その人の肉体の状態や感情などのエネルギーを読み解き、メッセージを届けます。リーディングによって、その人の問題解決につながる答えを導き出していくのです。
また、情報を読み解く時に、さまざまなものを活用する人がいます。
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リーディングのさまざまな形(種類)
全部ではありませんが、代表的なものを簡単にまとめてみました。まずは道具の種類です。
- タロットカード
タロットの創始者が導き出したものによって、今の状況に対して答えを教えてくれるもの
- オラクルカード
天使や高次元の存在から、今後どのようにすればいいのかを教えてもらうもの
- ペンデュラム(振り子)
失ったものを探したり、2択から正しい方を選ぶためのダウジングの道具
- パワーストーン
自分を守ってくれたり、願いを叶えてくれたりするための神秘的なパワーを秘めた石
次に、ツールの種類です。
- 四柱推命
中国で陰陽五行説をもとにして生まれた人の命運を推測する方法
- 占星術
天体の現象に基づいて、人間の運命や将来をみる術のこと
- 手相
手の筋や手の肉づきなどの様子から読み取って、性格、才能、運勢などさまざまなものをみること
このように、リーディングを行う人の能力や状況によって、さまざまなものを活用する人がいます。
その他にもリーディングのタイプがたくさんあります。
自動書記といって、自分の意思と関係なく、自動的に絵や文章を書くタイプもあれば、
ヴィジョンが観えて伝えるタイプ、声が聴こえるタイプ、憑依やチャネリングによって、高次元の存在が自分の口を通して喋るタイプなど、
さまざまなスタイルがあるのです。
実際にリーディングを行なっている人もたくさんいるでしょう。それにともなって、リーディングをこれから受けてみたいなという人も増えてきています。
「リーディングを受けたい」という人にとって大切なこと
リーディングを受ける前に重要なのは「自分の人生と真剣に向き合っているか」です。
私自身、何人もの方から複数回リーディングを受けています。
自分の姿勢によって、頂いたメッセージの受け取り方が変わりました。
「どんな人に見てもらおうかな」「リーディングの方法は〇〇なタイプの人が良いな」ということよりも、リーディングを受けることによって、自分がどうなりたいか(問題解決後の自分)をしっかりイメージできていること or 変わりたいと望んでいることがとても大切なのです。
自分の人生と真剣に向き合うことで、自分と相性が良い人が見つかったり、自分に合った方法でみてもらうことができるでしょう。自分の気持ち次第で出逢いが変わります。
自分がどうなりたいのかを考え、今の自分を受け入れようという姿勢によって、未来は変わるのです。
ここでよく聞かれることがあります。それは「リーディングと占いはどう違うのか」です。
リーディングと占いの違い
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リーディングと占いでは、何が違うのでしょうか?
実際に占いと表示してリーディングをしている人もいますし、逆の場合もあります。先ほどご紹介した、道具やツールも占いとして使う人もいれば、リーディングとして使う人もいます。
このように、セッションする側の個性によって、表現方法がバラバラになっている影響で、混同してしまうのでしょう。
一般論ですが、一言でいうとこのようになります。
- リーディング
その人にとって必要な情報を読み解くもの
- 占い
その人の未来をYESかNOかで判断するもの
リーディングと占いをわけて見てみましょう。
- 人の肉体の状態や感情などのエネルギー(情報)を読み解き、メッセージを届ける
- 過去、現在、未来と時間に関係なく、エネルギーにアクセスしてそこから得た情報を伝える
- 道具やツールを使う場合もある
- 人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを判断したり予言や助言したりする
- 主に未来の可能性について、名前や生年月日などの元からある情報を活用して判断する
- 道具やデータなどを使って行う
長く書いていたら分かりにくくなったので、できるだけ簡単にまとめました。
リーディングや占いにおいて、当たる当たらないだけで判断をしている人がいますが、受ける側の人の「今」のエネルギーや状況をみていくものなので、本人がその後どんな行動を選択するかによって、未来は変わるでしょう。
ここで、勘違いが起きないように注意点をお伝えします。
リーディングや占いは、自分を知る一つの方法です。自分の人生を決定するものではありません。そして、依存することも間違っています。
正しい知識と方法で、リーディングや占いを活用しましょう。
最後に
繰り返すことになりますが、一番大切なことは「自分がどうなりたいのか」「自分と真剣に向き合っているのか」です。
自分の姿勢によって、リーディングの結果も占いの結果も変わります。
結果が変わるという言葉を使ったのは、自分の受け取り方しだいで「答え(結果)の持つ意味」や「今後の行動」が変わるからです。
そして、姿勢や行動を意識しつつ、自分を知って磨いていくことで、自分の人生の目的やミッションに気づくことができるでしょう。
内観して自分を追究し続けた結果、人生の目的が分かりました。
受ける側として学び、リーディングする側としても学んだことで、自分の姿勢の大切さが分かりました。自分と真剣に向き合うことで、内側の宇宙とつながり「宇宙の愛を伝える」という人生の目的に気づいたのです。
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