- いつも自分のスイッチがオンになっていて疲れる
- 年末になるとエネルギー切れになってやる気がなくなる
- スイッチのオンオフをどのように切り替えれば良いですか?
このような質問にお答えします。
スイッチのオンオフがなかなかうまくできないという人がいます。私も長い間そうでした。
自分のエネルギーについて理解を深めたり、エネルギーの循環のメリハリを覚えたりすることで、スイッチの切り替えがうまくなります。
「自分のスイッチのオンオフ」をテーマにみていきます。
- エネルギー切れになる大きな原因
- スイッチのオンオフを切り替える方法
- 習慣の中でメリハリをつける生き方
をお伝えします。
【人生のメリハリ】いつもスイッチがオンのあなたへ【切り替える】
高校2年生の頃に初めて引きこもりを体験しました。
そして、大学生から20代前半くらいまでは、2年に一度、軽い引きこもり状態になることがありました。
このような経験からなんとか自分を変えたいと思い、試行錯誤して過ごしていました。
私たちは、一人ひとりの個性が違うことによって、タイプが無数にあります。
「どうすればエネルギーが充電するのか」「どんなことに対してストレスが溜まるのか」このようなことが人それぞれ違うのです。
まずは、エネルギー切れになる原因を理解し、自分を知ることが大切です。
エネルギー切れになる大きな原因
ここでいうエネルギーは、体力や精神のことを指しています。
体力切れになれば、肉体を動かすのが難しくなります。
気力が無くなれば、体を動かす力が湧きません。
このように、自分のエネルギーがなくなることで引きこもりになったり、体調不良になったりします。
体力や気力がなくなることで、エネルギー切れを起こすことがあるでしょう。
原因について深掘りしていきます。
体力切れは体を休めれば回復する
肉体からくる体力は、単純に体を休めることで回復します。
久しぶりに激しい運動をしたり、少し無理をして体を使いすぎたりすると体力切れになることがあるでしょう。
また、季節によっても変わるかもしれません。
しかし、体力を使うとエネルギーの循環が逆に良くなることもあります。
普段あまり体を動かしていない場合、適度に体力を使うと、気力が回復することがあるのです。
体を動かすと、気分転換になったり、気持ちの整理がついたりと、エネルギーの流れが良くなるでしょう。
やりすぎはよくありませんが、体力を適度に消耗するくらいは、逆に良い影響を与えることが多いでしょう。
精神バランスが崩れると気力がなくなる
精神のバランスは、自分らしさによって保たれています。
普段から自分らしくない考えをしたり、行動をしたりしていると精神のバランスは崩れます。
そして、体が動かなくなるくらい気力がなくなってしまうこともあるのです。
1日の中で、自分らしく過ごせている時間がどれくらいあるのか振り返ってみましょう。
もし「ほとんどそんな時間がない」という場合は、見直した方が良いでしょう。
体力よりも気力の方が体にも精神にも大きく影響します。
その気力は、日常の中で増えたり減ったりを繰り返しています。
気力や精神のバランスがとれているかは、
「自分らしく過ごせている時間がどれくらいあるか」を見直すとわかってきます。
スイッチのオンとオフのバランス
スイッチが常にオンの人は、エネルギーの消費が激しくなります。
エネルギーの循環はしているのですが、オフがなさすぎて消耗が多くなっているのです。
仕事と遊びがオンオフの区別になるとは限りません。
仕事の中にもオンオフがあったり、遊びの中にもオンオフがあったりするでしょう。
まずは、自分のオンの状態とオフの状態がどんな感覚のときかを理解することが大切です。
私の場合、
オンとは、何かに集中して取り組んだり、まわりに意識を向けて過ごしていたりする状態です。
オフとは、自分だけに集中しているときや、気(意識)をフラットにしている状態です。
このように、自分の感覚の中で状態を確認してみましょう。
スイッチのオンオフを切り替える方法
スイッチを意識的に切り替えられると、エネルギー切れになることがなくなります。
また、
「そろそろ充電しないといけないな」「今はこの調子でオンを続けよう」といったように、自分でバランスを調整することができます。
スイッチのオンオフを切り替える方法をご紹介します。
- オフの状態を把握する
- オフに切り替えるための時間を作る
- オフの環境を整える
①オフの状態を把握する
オフの状態がどんなときかを知りましょう。
私の場合は、
「寝る、本を読む、瞑想する」です。このようなときにオフになっています。
どんなときにオフになっているのかがわかると、意図してその状態を作ることができます。
オフの時間が意識の中でわかっていると、エネルギーを充電する効率が良くなったり、バランスが取りやすくなったりします。
まずは、オフのときを知ることから始めてみましょう。
②オフに切り替えるための時間を作る
オフに切り替えるためにスイッチを入れます。
- ボーっとする
- コーヒーを飲む
- ガムを噛む
- ストレッチをする
- 音楽を聴く
このようにオフに入る前に、何か動作を入れると切り替えがスムーズにいきます。
オフの状態に入りやすくするためのルーティンを作るイメージです。
何か集中するためにルーティンを作る場合が多いですが、エネルギーを回復させるためにルーティンを作ることもできます。
③オフの環境を整える
オフの状態になる環境を作ることが大切です。
- 一人の時間を作る
- スマホの電源を切る
- 静かな場所に行く
- 部屋の物を整えておく
このように、オフの状態に入りやすい環境を作ります。
私の場合は、スマホの電源を切ったり、機内モードにしたりすることがあります。
そうすることによって、通知に反応することがなくなりますし、スマホによって気が散る時間をなくすことができます。
これらの方法を活用して、あなたなりの切り替える方法を明確にしてみましょう。
人によって方法が変わると思うので、自分のベストなものを作る感覚で取り組むと良いでしょう。
習慣の中でメリハリをつける生き方
習慣によって、オンオフの切り替えがうまくなっていきます。
これまでの習慣を見直していくと、オンオフの切り替えが習慣として身に付いていくでしょう。
習慣になると、生活にメリハリが生まれます。
オンの状態が長い人は、いつも気が張っていたり、意識を集中させる時間が長かったりします。
この状態だとメリハリがあまりないので、エネルギー切れが起こりやすくなります。
しかし、メリハリをつけるとバランスが良くなるのです。
1日の中でのメリハリを意識する
1日の中でメリハリを意識してみましょう。
オンオフの感覚が明確になると、1日を振り返ったときにメリハリを感じることができるでしょう。
- 今日は切り替えがうまくできたな
- 明日は〇〇を改善してみよう
というように、自分を検証することができます。
この繰り返しによって、メリハリのある生活がつくられていきます。
長い人生の中にもメリハリがある
1日の中だけでなく、人生の中にもメリハリが必要です。
集中して何かに取り組む時期もあれば、ゆっくり進みながらパワーを貯める時期もあります。
毎日、毎年、同じようにエネルギーを注入することはできません。
毎日の中に「自分のリズム」があるように、人生の中にもリズムがあるのです。
ゆっくり進む期間があるからこそ、大きな結果に結びつく期間も出てきます。
また、メリハリがあることで経験の幅も増え、より人生を楽しむことができるでしょう。
私自身も、メリハリを楽しみながらこれからも進んでいきたいと思います。
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