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勉強する意味がわかりません。
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学校に行く意味がわかりません。
このような学生にメッセージを届けます。
勉強が好きな人や勉強に興味がある人は、この記事を読まずに勉強しましょう。勉強が嫌いな人や興味のない人にとって、大切なことをお話しします。
- 興味のない勉強はやらなくても良い?
- 大人になって大切になるものとは?
- 成績ではなく意志の力を伸ばそう
をお伝えします。
【勉強する意味とは?】勉強より自分の意志を大切にしよう【将来設計】
結論から言うと、勉強の前に自分の意志が大切です。
意志のない勉強や興味が少しもわかない勉強は、意味がありません。では何をすればいいのかですが、
- 興味関心が一番あること
- 大好きなこと
- 心からやりたいこと
- 夢中になれること
です。
これらを真剣に取り組むことで、大人になっても毎日ワクワクする幸せな日々を送ることができます。
お金の心配も必要ないでしょう。なぜなら、楽しい仕事ほどたくさんの人に喜ばれ、お金もより循環するからです。
興味のない勉強はやらなくても良い?
結論は、興味のない勉強はやらなくても良いです。しかし、勘違いしないでほしいこともありますので、詳しくお話しします。
勉強だけでなく何でもそうですが、興味があればあるほど、吸収力も高まります。そして、上達するスピードもはやくなります。興味関心について次のことがいえるでしょう。
- 興味関心がない = 無関心
- 興味関心がある = 心が動く
です。
心が動いていないと勉強になりません。なぜなら、心が動かないと「学び」にならないからです。そして、自分の経験値になることはほとんどありません。
「心が動くこと」に注目しながら、興味関心と勉強の関係についてみていきましょう。
「勉強が大嫌い」は興味関心に含まれる
無関心は、心が動かなかったり反応がなかったりする状態のことを言います。
勉強が大嫌いという状態は、勉強に強く反応している状態です。大嫌いという感情は、心が大きく動いているときです。
本当に興味がなければ、全く勉強に気が向かず、大嫌いという反応もしないでしょう。それが無関心です。
「紙」の表には必ず裏があります。表も裏も1枚の紙に存在します。紙だけでなく、さまざまな物事は表裏一体で存在しています。
「大好き」の反対は「大嫌い」です。ですので、大嫌いの裏側に、大好きが隠されていることがあるでしょう。
勉強が大嫌いな人は、大嫌いな理由を考えてみましょう。
意外と勉強そのものが嫌いなのではなく、何か別のことが原因で嫌いになっているかもしれません。
何に興味があるのか?
あなたは、勉強以外で何に興味がありますか?心から好きなもの、夢中になれるものはありますか?
自分と向き合って考えてみましょう。
私の場合、高校生のときに勉強に興味がなくなりました。そして、絵に熱中するようになりました。
絵に熱中することがなければ、今の自分はいません。
「ゲームが好き」という人が多いと思います。私もゲームが好きです。
ゲームが好きな人は、何の後ろめたさもなく、本気でゲームに取り組んでいますか?
- やることがなくて何となくゲームをしている
- 勉強をやらないといけないのにゲームをついやってしまう
このような場合、ゲームをやっても自分の経験値になることは少ないでしょう。
勉強に興味がない人は、本気で取り組めるものを見つけましょう。ないのであれば、勉強した方が自分のためになります。
どこまで夢中になれるか?
何かに夢中になるものがない場合、勉強した方が将来の選択肢が広がります。
しかし、夢中になれるものや本気になれるものがあれば、それに集中した方が経験はたくさんできます。しかも、その方が自然と勉強する時間が作れたり、学校の授業に真剣になれたりするものです。
私が今まで見てきた生徒の中にも、同じような共通点がありました。
勉強以外の何かに夢中になっている生徒ほど、成績が伸びていきます。時間の使い方がうまく、学校での取り組みも頑張っていました。
あなたは、今興味のあることにどれだけ夢中になっていますか?
夢中になればなるほど学びが深まり、必ず自分のためになります。「夢中になれるもの」を優先しましょう。
学校をやめて働く選択をする
- 勉強したくない
- 夢中になれるものがない
- 学校に行きたくない
このような人は、学校をやめて働きましょう。
義務教育が終わった後も、高校で3年、大学で2〜4年間も勉強することになります。その時間を働く時間に変えたほうがよっぽどためになるでしょう。
今は、中学生でも高校生でも稼げる時代になってきています。
自分でご飯が食べられるようになるには、どうしたら良いかを考えてみましょう。
自分で稼がない限り、親のありがたみも、お金の価値も、人の大切さも、社会の厳しさもわかりません。
自立するために、自分で稼いで生きることに挑戦してみてください。その勇気がなければ、頑張って勉強するしかありません。
大人になって大切になるものとは?
大人になって大切になるものは、子供のころに自然とできていたことです。
何だと思いますか?
それは「夢中になれるもの」です。
先ほどもお話ししましたが、子供も大人も変わらず、
- 「大好きなもの」
- 「熱中できるもの」
- 「本気になれるもの」
このように、自分が夢中になれるものが一番大切なのです。
自分の個性がどれだけ発揮できるか
夢中になれるものに取り組むと、自分の個性の発見につながります。
自分の個性とは、
- 得意なこと
- 苦手なこと
- 好きなこと
- 嫌いなこと
など、自分に関わる全てのことです。
自分の個性がわかると「どう発揮したら自分らしく表現できるのか」もわかるようになってきます。そして、個性を発揮すればするほど、楽しさを感じるでしょう。
「夢中になれることを通して自己表現し、それによって周りの人が喜んでくれる」これが本来の仕事の在り方です。
「夢中になれるもの = 個性の発揮 = 大好きな仕事」となるでしょう。
将来設計をしてみよう
学校で将来について考えたり、自分年表を作ったりしたことがあるかもしれません。
しかし、学校に行かないといけない、働かないといけない、など、
「〇〇しないといけない」という思いの中で作っていませんでしたか?
もしそうであったら、もう一度自分と向き合って自由に作ってみましょう。
夢中になれるものによって、今のあなたも、将来のあなたも、死ぬときのあなたも、大きく変化します。
なぜなら、後悔のない選択をしたかどうかで、自分の中で人生の価値が決まるからです。
あなたの人生は一度きりです。今の自分を含めて、ワクワクする将来設計をしてみましょう。
成績ではなく意志の力を伸ばそう
何のために成績を取ったり、上げようとしたりしていますか?
- 怒られないため
- 進学するため
- 何となくそうだから
など色々あるでしょう。
成績はだれのためのものかを考えてみましょう。
私の場合、親や見栄のために成績を上げようとしていました。しかし、間違いだったと気づいたのです。
成績は自分のためのものです。自分が成績をどうしたいか決めるべきです。
ですので、成績の前に自分の意志が大切なのです。勉強も遊びも、仕事も恋愛も、自分の意志によってすべてが大きく変わるでしょう。
自分の意志によって将来が変わる
小さな子供は、特に意志の力が強いです。
- ご飯が食べたい
- 遊びたい
- おもちゃが欲しい
- 抱っこしてほしい
など、たくさんの願い事を叶えてしまいます。
小さい時と同じくらい意志の力を持って何かに取り組むと、結果はすぐ出るでしょう。
子供も大人も自分の意志力によって将来が変わってしまうのです。
勉強も含めて、今夢中になっていることや大好きなことがあれば、それを貫く意志を大切にしましょう。自分の意志で決めると、何事も後悔することはなくなります。
自分の人生は自分で決める
受験、就職、結婚、起業など、これからも大きな決断をする日は必ずやってきます。
その決断を自分の意志で決めない限り、後悔する可能性があるのです。
自分の人生は、
だれかに決められるものではありません。だれかと同じにもなりません。用意された道を歩くのでもありません。
自分の意志で決めて進んでいくものです。
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私自身、意味がわからないまま学校に行ったり、勉強したりしていました。
そして、興味がなかったものに対しては、本当に意味がありませんでした。意味がないと気づいたことに意味があったのかもしれません。